« 2007年04月 | メイン | 2007年06月 »

2007年05月29日

NPO施策ポータルサイトが開設!

NPOの活動にとって、地方公共団体の発信する情報を素早くキャッチすることも大切です。
内閣府国民生活局では、NPO施策の情報収集に役立つ「NPO施策ポータルサイト」を内閣府NPOホームページ上に開設しました。このサイトでは、地方公共団体等の行うNPO施策情報の検索ができます。
※掲載される施策は、地方公共団体(都道府県、市区町村)によるNPO支援施策・協働施策等のうち、平成19年5月現在、地方公共団体から内閣府国民生活局へ登録のあったものです。
「NPO施策ポータルサイト」

2007年05月26日

5月の会計講座「はじめての会計処理(基礎実践編)」

5月23日(水)、みやぎNPOプラザ第2会議室において、第2回会計講座が開催されました。
今回は、NPOの会計に詳しい税理士の平野由紀子先生を講師に招き、帳簿のつけ方や仕訳のしかたなどの基本から、法人会計と企業会計の違いや損益計算書・収支計算書の作成のしかたといった専門的な分野まで、幅広く教えて頂きました。
20070526.jpg

講座は10:00~17:00までのお昼をはさんだ長丁場でしたが、先生の白熱したトークと1時間ごとの休憩のおかげで、みなさん最後まで飽きずに聴講されていました。
『会計』と聞くと『難しい!』というイメージがありましたが、先生の「NPOの会計は収支の仕訳が一番難しい。でも全ては等価交換が基本」といったお話や領収書が出ない場合の対処法(例えば、香典などの場合は、出席したときにもらったものを取っておいて証明にする)、各種書類(特に「永久保存」の必要なもの)の管理場所についてなど、いくつかの分かり易い事例のおかげで、会計に対するイメージを少し変えることができました。
参加者からも「専門用語が難しかった」などの声もありましたが、学んだこと全てを理解できなくても、「何のために会計をするのか?」という基本を押さえることが今日の講座のポイントであったように思います。

2007年05月25日

行政職員のためのNPO理解講座

5月18日(金)みやぎNPOプラザ第1会議室で「行政職員のためのNPO理解講座」が開催されました。
4月から新しくNPOと関わっていく職員を対象としたこの講座では、NPOを学ぼうと県内各地から18名(行政職員16名、一般2名)が参加されました。講座前にはみやぎNPOプラザを見学される方も多く、皆さんの熱意が伝わりました。
IMGP2398.JPG

講座は、特定非営利活動法人杜の伝言板ゆるる代表理事大久保朝江さんが講師を務め、「NPOとは?」、「非営利は儲けてはいけない?」などの良くある質問から協働のあり方までを学びました。協働のあり方の説明では「NPOと行政との協働はNPOの活動の先にいる受益者(市民)への支援だという意識を持って」と大久保さん。
参加者のみなさんはそれぞれの地域の課題と照らし合わせ、問題意識を持ちながら学んでおり、「また是非お話を聞きたい」との声が多く聞こえ、実際にNPOで活動する講師の話も大変有意義なものになったようでした。

2007年05月24日

3団体がNPO法人に認証されました

下記法人の設立が認証されましたのでお知らせします。
■特定非営利活動法人 natural science
 (認証日:平成19年5月16日)
■特定非営利活動法人 シニアビジネス支援センター
 (認証日:平成19年5月18日)
■特定非営利活動法人 あおぞら
 (認証日:平成19年5月22日)

なお、最新の法人一覧は宮城県環境生活部NPO活動促進室のHP
からダウンロードが可能です。

2007年05月22日

第2回 人生のキャリアを活かす!「ボランティア情報サロン」

好天に恵まれた5月20日、第2回目の<ボランティア情報サロン>が
みやぎNPOプラザの交流サロンで行われました。

参加団体は、国際協力活動のJICA東北、宮城県国際交流協会、
精神障害者支援活動のソキウスせんだい、環境保全活動のACT53仙台、
NPO支援活動の杜の伝言板ゆるるの5団体が出展しました。
IMGP24301.jpg

今回は、宮城県国際交流協会の日本語サポーターの大泉千秋さんと
学習者でエジプトからの留学生、モハメド・イスマエルさんから日本語学習について、
ソキウスせんだいの一条千佐子さんとコラボソキウスの斉藤明さんからは
運営内容について活動の紹介をしていただきました。

テーブルに移動してのティータイムでは、お茶を飲みながら
参加者の方たちが熱心に団体に質問をしていたり、話を聞いていたようでした。
和やかな雰囲気でサロンは終了。

次回、3回目は6月23日(土)に開催です。
お誘いあわせの上、お気軽にお越しくださいね。
スタッフ一同、お待ちしています!

「NPOマネジメント・サポート事業」実施主体の募集があります!

団体運営・会計・税務・広報など。NPOが継続して活動いくために必要なスキルはたくさんあります。そのスキルを鍛える「NPOマネジメント・セミナー」などの事業を実施する団体を、宮城県では募集しています。

●受付期間:6月8日(金)~6月14日(木)17:00 必着
●資格要件:当事業を適切に実施する施行能力を有するNPO
        (民間非営利団体)
●事業費:3,657千円(消費税及び地方消費税を含む)
●委託期間:契約締結日~平成20年3月19日(水)
        ※セミナーは平成20年2月末までに実施のこと
●主催:宮城県
●問合先:宮城県環境生活部NPO活動促進室
     TEL:022-211-2522
※詳しくは宮城県NPO活動促進室HP

2007年05月19日

新しい常設ショップ入居団体が決まりました!

 5月17日、みやぎNPOプラザにおいて常設ショップ入居団体の
選考審査会が行われ、審査の結果、特定非営利活動法人
東北アウトドア情報センター(略称:TOI)が新入居団体として
決定しました。
070517.JPG

 東北アウトドア情報センターは、近年盛んとなってきた登山・野外活動
に関して、情報を収集・提供・研究を行いながら、山岳博物館の開設を
目指している団体です。
 ショップでは、図書や資料の展示・販売、風景を撮った写真のギャラリー、
相談コーナーの設置、旅行企画の販売、以前より計画していたオリジナルの
アウトドア用品の開発・販売などを扱うことになるそうです。

 ショップは7月1日に開店予定。
 プラザをご利用の際には、ぜひショップにお立ち寄りください!

2007年05月18日

宮城県環境生活部の新採用職員さん来館!

 5月15日、県環境生活部の新採用職員の皆さんが、NPOについての
理解を深め、協働について学ぶため、みやぎNPOプラザを訪れました。
070515.JPG

 まずはプラザ館長より、NPOと協働についてレクチャーを受けた後、
プラザ館内を見学。皆さん、興味深そうに施設を見学していました。
 宮城県環境生活部といえば、宮城県のNPO活動促進室がある
部署。いずれ新採用職員の皆さんが、みやぎNPOプラザの運営や、
NPOとの協働で活躍されることもあるでしょう。
 今日の見学が、新採用職員さんのお役に立つ事を期待しています。

2団体がNPO法人に認証されました

下記法人の設立が認証されましたのでお知らせします。
■特定非営利活動法人 オリザ・ネット
 (認証日:平成19年5月7日)
■特定非営利活動法人 移動サービスネットワークみやぎ
 (認証日:平成19年5月9日)

なお、最新の法人一覧は宮城県環境生活部NPO活動促進室のHP
からダウンロードが可能です。

2007年05月16日

リユースパソコン・プリンタ寄贈プログラムを知っていますか?

市民活動・ボランティア活動にもパソコンは欠かせないものになっています。
イベントチラシ・会報の作成から会員情報の管理、日々の業務記録の作成・管理まで、パソコンがなければ、その作業量は膨大になります。
でも、「パソコンを購入するには、買い換えるにはお金がかかってしまって…」とお悩みの団体の皆さんにオススメするのが、NPO法人イーパーツの「リユースPC寄贈プログラム」「リユースカラーレーザプリンタ寄贈プログラム」です。非営利団体の情報化支援を目的としたプログラムとなっています。
IT化で自分達の活動の幅を広げてみませんか?

2007年05月15日

宮城野障害者福祉センターの皆さん

5月8~11日までの4日間、宮城野障害者福祉センターの皆さんがプラザの見学に来られました。職員の方と利用者の方合わせてのべ約50名。会議室や作業室、交流サロンなどを見て回りました。
20070515.jpg

プラザスタッフの説明に、みなさんとても熱心に耳を傾けてくださり、会議室の使用条件や印刷機の使い方、交流サロンに設置してあるチラシの情報やNPOについてなどの質問も飛び交いました。これをきっかけに、市民活動やボランティア活動に参加したり、様々なNPOとの繋がりを持ったりなど、今後の活動のきっかけになればと思います。福祉センターの皆様、また遊びに来てくださいね。

「Microsoft NPO DAY 2007 東京」に行ってきました!

東京・千駄ヶ谷の津田ホールで5/14(月)に行われた「NPO DAY 2007」(主催:マイクロソフト株式会社、企画運営:シーズ=市民活動を支える制度をつくる会/日本NPOセンター)に参加してきました。
NPO DAYでは、”ITの進化がもたらすNPOの新しい協働”をテーマに、講演・パネルディスカッション・分科会・プレゼンテーションなど、実際にITを活用した新たな活動をしている”NPO”と、ITを通してNPOを支援したい”企業”の両者がスピーカーとなり、事例や今後の展開について発表されました。

パネルディスカッションでは、NPO法人富士山クラブの携帯電話のGPS機能を使ったゴミ分布マップ作成
の事例や、全国障害学生支援センターの大学への障害者受入に関するアンケートのシステム構築の事例など、ITを通してのNPOと企業、NPOと大学との協働についての発表がありました。
ITはNPOの活動にとって、とても役立つツールになること、そして、ITを通して協働ができること、協働したいと思っている企業がいること、自分たちの活動でもITを使えることがあるはずだと感じられるイベントとなりました。

でも、実際にはどうしたら企業と協働できるのか分からない!というNPOのために、企業と協働し、ITによるNPOの経営基盤強化を図るためのネットワーク「NPOアライランス」がNPO・IT推進協議会によりつくられました。現在、登録メンバーを募集中です。
※詳細はこちら

「NPO DAY 2007」は札幌(6/14)と名古屋(6/22)でも開催されます。
※詳細はこちら

2007年05月02日

人生のキャリアを活かす!「ボランティア情報サロン」

近々定年を迎える団塊の世代の方たちを対象に、今後の人生の選択肢のひとつとして、様々なボランティア活動を知ってもらおうというイベントが、みやぎNPOプラザの交流サロンで行われました。
20070428_01.jpg
月1回のペースで行われるこのイベントの記念すべき1回目は、国際協力活動のJICA東北、宮城県国際交流協会、高齢者・障害者支援活動のゆうあんどあい、環境保全活動のACT53仙台、NPO支援活動の杜の伝言板ゆるるの5団体が出展しました。

その中から、JICA東北のシニア海外ボランティアの体験者である村上健一郎さんからの活動体験談、ACT53仙台の事務局長の佐藤郁子さんによる活動内容の説明をお聞きしました。ユーモアを交えた楽しいお話で、会場ではしばしば笑いが起きていました。
その後、興味を持った団体のテーブルに移動し、それぞれのボランティア活動について話し合います。お茶を飲みながらの気楽な会話を、参加者の方たちも楽しんでいたようでした。
ティータイムはスタッフの予想より遙かに盛り上がり、あっという間に終了。
20070428_02.jpg
アンケートでは「体験談が面白かった」「また来月も参加したい」などの意見を数多く頂きました。
2回目は5月20日(日)に開催します。1回目よりさらに盛り上がるよう準備を進めていますので、みなさん、お見逃しなく!

プラザでNPO発行の図書を委託販売します!

みやぎNPOプラザでは、NPO独自の調査や研究を基に発行した図書を広く市民に紹介するための、販売のお手伝いを始めました。
現在、委託販売を希望する団体を募集中です。
活動を通して作成した報告書・テキスト・啓発パンフレットなどを販売してみませんか?
宮城のNPOの皆さん、ぜひご活用ください!
※詳しくはこちら

4月のマネジメント講座「総会を開く前に~開催案内から資料作りまで~」

NPOにとって総会とは、1年の活動を振り返り、これからの活動を会員の総意で決める合意形成の場として、とても重要です。また、決議された事項を市民に情報公開することで、団体はさらに信頼を得ることに繋がります。
みなさんの団体では、どのように資料を作成し、総会を開催していますか?
今年度初となる今月のマネジメント講座では、大久保 朝江さん(NPO法人杜の伝言板ゆるる 代表理事)を講師に、総会の基本的な捉え方から、充実した内容の資料作り、開催時の注意点まで、詳しく学びました。
20070419.jpg

事業報告書の書き方では、「運営や活動に関する事項はとても重要で、総会・理事会・事務局会議等の内容や、ニュースレター、またペーパー以外の情報発信もすべて書き込み、講座内容・研修・委員会での提言・講師派遣・相談件数なども入れれば、ひな形通りの1ページではおさまらず、組織が理解できる内容になる。」と講師の大久保さん。
その他、開催までのスケジュールや開催の手順、報告及び手続きについてを細かく、実践的に教えて頂きました。
また3月31日に制定された、宮城県における「特定非営利活動促進法の運用方針」についての説明もありました。
参加者からは、「総会について、よく理解できた。初めて総会を開催する者にも、分かりやすかった」「総会は、市民へ公開するメッセージ・活動を知ってもらうきっかけ、という本来の意義がよくわかった」などの感想を頂き、ひとつひとつの作業を再発見できたようでした。

4月の会計講座「NPOの決算書作成講座」

4月11日(水)今年度第一回目の会計講座を開催しました。
講師は、公認会計士で特定非営利活動法人NPO会計税務専門家ネットワーク理事長を務め、30年以上にわたって様々な市民活動をサポートしているNPO会計税務のスペシャリスト赤塚和俊さんです。
よりわかりやすい決算書を作成するポイントを学べるということで、はじめて決算を迎える団体やこれから会計を学ぼうという参加者、NPOに詳しい税理士・公認会計士の先生も出席して会場は満員に。
20070411_01.jpg

「ミッション(理念)、専門性、共感の獲得」で成るNPO。「支援する会員や市民に、決算書で何を伝えたいかを考えて作ることが大切です」と赤塚先生。ひとりひとりの疑問・質問を聞きながら進む講座に、参加者も真剣に耳を傾けていました。
20070411_02.jpg
決算書の作成は簡単ではないですが、共感を獲得するために決算書をつくると思うと、日々の処理から意識が変わってきますね。また、「計算書類のツボ」チェックリストも紹介いただいたので、参加された団体には上手に活用して全ての項目に「◎」がつく決算書が期待できますね。
決算書作成のポイントから、決算書を見る人を考えた作成の心配りまで学び、内容の濃い充実した講座になりました。