5月の会計講座「はじめての会計処理(基礎実践編)」
5月23日(水)、みやぎNPOプラザ第2会議室において、第2回会計講座が開催されました。
今回は、NPOの会計に詳しい税理士の平野由紀子先生を講師に招き、帳簿のつけ方や仕訳のしかたなどの基本から、法人会計と企業会計の違いや損益計算書・収支計算書の作成のしかたといった専門的な分野まで、幅広く教えて頂きました。
講座は10:00~17:00までのお昼をはさんだ長丁場でしたが、先生の白熱したトークと1時間ごとの休憩のおかげで、みなさん最後まで飽きずに聴講されていました。
『会計』と聞くと『難しい!』というイメージがありましたが、先生の「NPOの会計は収支の仕訳が一番難しい。でも全ては等価交換が基本」といったお話や領収書が出ない場合の対処法(例えば、香典などの場合は、出席したときにもらったものを取っておいて証明にする)、各種書類(特に「永久保存」の必要なもの)の管理場所についてなど、いくつかの分かり易い事例のおかげで、会計に対するイメージを少し変えることができました。
参加者からも「専門用語が難しかった」などの声もありましたが、学んだこと全てを理解できなくても、「何のために会計をするのか?」という基本を押さえることが今日の講座のポイントであったように思います。