« 2014年11月 | メイン | 2015年01月 »

2014年12月28日

仕事納め ~来年もよろしくお願いいたします!~

14.12.28 仕事おさめ1.jpg

今日は12月28日、みやぎNPOプラザの仕事納めの日です。
晴天のなか、大掃除も追い込みで頑張りました。
お正月飾りもばっちりです。

みやぎNPOプラザは、明日12月29日(月)~1月3日(土)まで、
休館となります。
1月4日(日)の9時半からは通常通りに開館いたします。

14.12.28 仕事おさめ2.jpg

今日も、市民活動に励む方々にご利用いただいていますが、
来年も多くの方にお越しいただきたけるように、スタッフ一同
精進したいと思います。

皆さまも、良いお年をお迎えください。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。

(ほ)

2014年12月27日

ボランティア納会開催!

昨日、ボランティアの皆さまと一緒に各地域の支援センター等に向けて送る情報誌やチラシの今年最後の発送をしました。
発送.JPG

杜の伝言板ゆるるの活動は、日頃からボランティアの皆さまに支えられています。
この1年の感謝の気持ちを込めて、お昼にはボランティア納会を開催しました。

今年は、ボランティア活動の時間を入れた表彰状もお渡ししました。
なんと100時間近く活動していただいたボランティアの方もいらっしゃいます。

表彰式の後はNPO法人あかねグループの手作りお弁当をみんなで美味しくいただき、ゆっくりと様々な話をしながら、楽しい時間を過ごしました。

納会01.JPG
お帰り際に、また来年!と笑顔で声をかけてくれる皆さまを見送りながら、
また1年一緒に楽しく活動できればいいなと思いました。

皆さま、いつも本当にありがとうございます。
またどうぞよろしくお願いいたします。

2014年12月26日

NPOとメディアの連携

 ある大学の研究者と話していると、「NPOとメディアの連携は当たり前になってきた」という言葉が飛び出しました。

「へえ、そうなんだろうか」と思う一方で、「うーん、そうかもしれない」と考えがなかなか定まりませんでした。

 「NPOとメディアの連携」の事例は確かに増えているような気がします。というか、メディアが仕事をしていく上で、NPOの存在を無視できない時代になってきてはいます。

 ただ、NPOの現場にいると、メディアが話題になるのは「新聞に取り上げられるにはどうするか」「広報資料をどう書けば記者の目にとまるか」といった、あまりに切実な例が多いように思います。そうでなければNPO絡みの不祥事がニュースとして報じられたときでしょうか。

 NPOとメディアが一定の目標を設定して、それぞれに持ち味を発揮するような事例が数多く生まれればいいと思います。身近にも、そんな事例がないわけではありませんが、研究者と話していて、あらためて感じたのは、NPOとメディアの連携を学問的に整理するとどうなるのかについての分析が欲しいということでした。NPO論、メディア論それぞれの観点でどんな意義や課題が整理されるんでしょうか。

 などと迷いに迷いながら、2014年も間もなく暮れようとしています。みなさん、1年間、ご苦労さまでした。
(館長K)

【環境保全・まちづくり分野】新規助成金情報

環境保全・まちづくり分野で新しい助成金情報が届きましたのでお知らせします。

【環境保全・まちづくり分野】
●平成27年度地球環境基金助成金[独立行政法人環境再生保全機構](締切:1月14日)

●平成27年度(2015年度)公益信託地球環境保全フロン対策基金[公益信託地球環境保全フロン対策基金](締切:1月16日当日消印有効)

●アクト・ビヨンド・トラスト2015年度助成[一般社団法人アクト・ビヨンド・トラスト](締切:1月26日消印有効)

●平成27年度仙台市若林区まちづくり活動助成事業[仙台市若林区役所まちづくり推進課地域活動係] (締切:1月27日~2月27日)

●「砂防ボランティア基金」 平成27年度助成事業[一般財団法人砂防フロンティア整備推進機構] (締切:3月31日)


また、お知らせした以外の助成金情報はこちらをご参照下さい。

助成金を上手に活用し、組織力の底上げや事業・活動の充実を図りましょう!

【震災復興・NPO支援分野】新規助成金情報

【震災復興・NPO支援分野】【環境保全・まちづくり分野】新しい助成金情報が届きましたのでお知らせします。

【震災復興・NPO支援分野】
●東日本大震災現地NPO応援基金【特定助成】「しんきんの絆」復興応援プロジェクト第1回助成[認定NPO法人日本NPOセンター] (締切:1月9日~1月19日必着)

●第3回「日経ソーシャルイニシアチブ大賞」[日本経済新聞社](締切:1月31日)

●平成27年度みちのく国づくり支援事業[一般社団法人東北地域づくり協会](締切:3月16日必着)

●連合・愛のカンパ「中央助成」 [日本労働l組合総連合会](締切:1月1日~3月31日)

●連合・愛のカンパ「地域助成」[日本労働l組合総連合会](締切:1月1日~3月31日)

【文化芸術分野】【国際交流分野】新規助成金情報

文化芸術分野・国際交流分野で新しい助成金情報が届きましたのでお知らせします。

【文化芸術分野】
●アサヒ・アート・フェスティバル2015[アサヒ・アート・フェスティバルネットワーク実行委員会](締切:1月16日必着)

●平成27年度文化遺産を活いかした地域活性化事業[文化庁](締切:1月16日消印有効)

●平成27年度「地域の伝統文化保存維持費用助成」[公益財団法人明治安田クオリティオブライフ文化財団] (締切:1月5日~4月3日)

【国際交流分野】
●平成27(2015)年度 日韓文化交流基金人物交流助成[公益財団法人日韓文化交流基金](締切:1月5日~1月23日)

また、お知らせした以外の助成金情報はこちらをご参照下さい。

助成金を上手に活用し、組織力の底上げや事業・活動の充実を図りましょう!

【福祉分野】新規助成金情報

福祉分野で新しい助成金情報が届きましたのでお知らせします。

【福祉分野】
●平成26年度第16回北川奨励賞[NPO法人コーポレートガバナンス協会](締切:1月16日必着)

●第46回(平成27年度)社会福祉事業・研究助成[公益財団法人三菱財団](締切:1月21日必着)

●平成27年度分「自立援助ホーム支援助成」 [真如苑](締切:1月12日~1月24日消印有効)

●2014(平成26)年度「連合・愛のカンパ」団体立ち上げ・新規事業立ち上げの準備金支援[公益財団法人さわやか福祉財団] (しけ切り:1月30日必着)

●2015年度地域ささえあい助成[日本コープ共済生活協同組合連合会](締切:2月10日~3月15日消印有効)

また、お知らせした以外の助成金情報はこちらをご参照下さい。
助成金を上手に活用し、組織力の底上げや事業・活動の充実を図りましょう!

One to One 2015年1月号発行!

One to One 2015年1月号を発行しました!
2014onetoone11.gif

One to Oneは奇数月の1日に発行しているみやぎNPOプラザの情報誌です。
誌面にはプラザの事業やイベントだけではなく、宮城県のNPO支援に関係する施策や県内の各支援センターの取組なども掲載されています。

1月号では、トップページで12月に開催された宮城県主催の「中間支援組織等の機能強化セミナー」の様子が紹介されています。

中面では、プラザのインキュベーション施設と「場」のNPO支援について紹介する記事が掲載されています。
更に、今月号から始まった新シリーズ「宮城のNPO活動を支える!県内NPO支援センターの取り組み」の第一回目として、気仙沼市民活動支援センターと栗原市市民活動支援センターからの寄稿文を掲載しています。

One to Oneの最新号とバックナンバーはこちらからダウンロードできます。
是非ご一読下さい!

1団体がNPO法人に認証されました。

11月11日~12月10日の間で、宮城県内で新たに1つの団体のNPO法人設立が認証されました。
認証された団体は下記の通りです。

【宮城県等】

 ▼ 当該期間中、仙台市が所轄庁となり認証されたNPO法人はありません。

【仙台市】

 ▼アートワークショップすんぷちょ
  (認証日:平成26年11月11日)
  高齢者、障害者、子育て中の親子を含むすべての人を対象とした文化・芸術活動支援事業、
  高齢者、障害者、子育て中の親子を含むすべての人とのアートを介した交流・相互理解促進事業、
  すべての人がアートに触れる権利を守るための学習事業 等
  
なお、最新の法人一覧は下記リンクからご覧いただけます

◎宮城県環境生活部共同参画社会推進課 NPO・協働社会推進班
◎仙台市市民局市民協働推進課

みやぎNPO情報ネットでも、NPO法人認証団体一覧を紹介しています。

2014年12月24日

NPOと政治活動

 市民活動総合情報誌「ウォロ」(2014年12月1日号)に関西学院大学教授の岡本仁宏さんが「NPOの政治活動について」と題する評論を寄せています。

 岡本さんは「政治活動」を「政治上の施策」にかかわる活動、「政治上の主義」に関わる活動-など4つに分類しています。この区別をしっかり意識する必要があると強調し、それぞれについて説明しています。「NPOは政治活動をしてはいけない、と言われることがあるが、真っ赤なうウソである」と明快に言い切っています。衆院選が終わったばかりでもあるからでしょう。とても現実感をもって読むことができました。ぜひ「ウォロ」をご覧ください。

 市民活動と政治活動の関係は、古くて新しい問題です。NPO法が成立して間もないころ、都内で開かれた公開研修会でも、このテーマが取り上げられたのを思い出します。講師をわざわざ米国から読んで、米大統領選とNPOの関係を教材に考えました。あまりに論点が多かったために、すべてを思い出すことは難しいのですが、「候補者が全員参加する討論会であれば、NPOが主催するのはかまわない」というポイントだけがなぜか記憶に残っています。
(館長K)

2014年12月20日

【講座レポート】0から始める!市民活動団体のための会計初級講座

■講座レポート
平成26年度 第2回 出前講座
  0から始める!市民活動団体のための会計初級講座
●講師:笹舘 公男氏(税理士 東北税理士会仙台北支部所属)
●日時:2014.11.21 14:00~16:00

市民活動団体の会計は一般企業と異なり、自分の団体の活動に共感を得てもらうためのツールになります。今回は、滞りのない透明性のある会計処理の基本となる帳簿のつけ方や領収書の整理の仕方などを学びました。
* * * * * * * * * * * * *

【会計の目的とは】
・会計とは、「アカウンティング(Accounting)」=「説明」である。
→説明は、団体内部はもちろん、団体に関わろうとしている人、サービスを受ける人に、自分たちの活動をより理解してもらい、共感してもらうために行うと考える。
特にNPO法においては、毎年の活動情報の公開が求められる。(活動計算書の提出など)

【勘定科目の設定】
・勘定科目とは、電車賃・バス代・車代など似た性格の項目を「旅費交通費」などの1つに括って分類したものである。
→一般的な慣習を配慮しつつ、説明しやすい勘定科目の名称を考える。
≪注意の必要な項目≫
反対給付(お金をもらう代わりに何かものやサービスを提供すること)を求められない収入
「補助金」:国・地方公共団体から交付される
「助成金」:民間の助成団体等から交付される
反対給付を求められる収入
「委託事業収益」:行政機関等のから事業を実施するために委託を受け、契約で締結された内容を完了したことにより得られる

【帳簿のつけ方】
・帳簿とは、財産が増減する動きを明らかにするための書類である。
簿記では、主要な帳簿として「仕訳帳」と「総勘定元帳」の作成が求められる。

◎仕訳帳
仕訳帳とは、日々の取引を記録した帳簿である。
そのうち現金に関する取引は「現金出納帳」に記録する。
→現金出納帳は、「サイフ」である。
サイフの中身と一緒で、残高0円があっても赤字にはならない。

現金出納帳には、日付、勘定科目、摘要、金額(収入/支出)、残高を記載する。
会計例.png

・日付の記載
現金が移動する日の日付を記帳する。
領収書日付で記帳しては、現金の実際の残高と合わなくなってしまうため、注意する。

・摘要の記載
どこからの入金・出金であったか、どのような内容であったのかを記帳する。
領収書の日付と実際の出金日などが違う時には、領収書の日付も書くと分かり易い。

・領収書がない場合
→団体としての支出であることが説明できるようにする。
 香典、祝金など…会葬礼状、案内状、挨拶状などに金額を記載する。
 自動販売機など…支払証明書を作成する。
(支払日、支払先、支払事由、金額、精算日、支払者などが分かる資料)
 交通費など  …交通費精算書を作成する。
(日付、訪問先、業務内容、交通機関・区間、金額などが分かる資料)

【証憑書類(領収書など)の整理方法】
・証憑書類は、分類、整理をせずに時系列に綴じる。
→前後の記録から、いつ頃のものなのか判断がつくため、見つけやすくなる。
≪便利なツールを利用≫
「NPO会計日誌」
NPO会計日誌は、日誌形式で、1日1ページ、右側に入出金の流れを記帳し、左側に証憑書類を添付することができる。

◎総勘定元帳
総勘定元帳とは、勘定科目ごとに日々の取引を記録して集計したものである。
取引が多くなる場合、勘定科目の金額の内訳を説明するために必要となる。
→会計ソフトを導入すれば、自然に作成も可能。

【金銭的トラブルが起きないように】
・特定な1人にお金の管理などを任せきりにしない。
→一定額以上の支出に関しては、複数の担当者の承認を要するなどの決まりをつくる。
数か月に一度の外部監査を実施するなども有効な手段。

【講座参考資料】
NPO会計マニュアル 
http://blog.canpan.info/npotokyo/category_4/1
発行:NPO会計税務専門家ネットワーク

NPO会計日誌    
発行:NPO支援東京会議

* * * * * * * * * * * * *
 講座後のアンケートには、「現金出納帳=サイフという考え方が分かり易かった」という感想が寄せられました。会計ソフトを導入している場合にも、もし現金の残高がマイナスになっていたら、入力ミスなどがないか確認が必要です。
また、講師の笹舘先生は「帳簿はきれいである必要はなく、正確さが大切だ」と強調されていました。何のために帳簿をつけるのかを心にとめて、日々の会計処理を行いましょう。

2014年12月19日

「団塊の世代」のための導線

  「団塊の世代」を市民活動に引き込むことは、NPO法ができる以前、「団塊の世代」がまだ若々しかったころからのNPO側の目標でした。

  「団塊の世代」がいつまでも仕事上の役割を担っていると、若い人の行く手を阻む結果となります。「団塊の世代」にまつわるすべてがネガティブにとらえられるわけではないのですが、「団塊の世代」ぐらい人口構成上、抜きん出ていると、単なる一般論では済まなくなります。市民活動という新しい分野が定着すれば、「団塊の世代」の力の発揮どころがいくらでも発見できるはずです。心からそう思ったものです。

 1990年代の終わりごろ、宮城県の働き掛けを受けてみやぎNPOプラザの実現にかかわりました。当時すでに「シニアのための市民ネットワーク仙台」という、シニア世代が軸となる市民活動に参加していました。「団塊の世代」を「高齢社会の予備軍」と考える立場からすると、みやぎNPOプラザの運営を通じて、「団塊の世代」が市民活動に参加する筋道が多様に演出されるはずでした。

 と書いている自分も、実は場合によって「団塊の世代」の隅っこに入れられる世代です。実際に「高齢者」と呼ばれる年齢(年齢統計上は65歳以上)が近づくにつれて、市民活動の分野と「団塊の世代」の距離を強く感じます。忘年会シーズンでもあるため、同世代との飲み会なども多いわけですが、市民活動が話題になることはまずありません。彼らの視野にほとんど入っていないのを感じます。

 2014年も残すところ10日余り。「団塊の世代」に意識してもらえるような「みやぎNPOプラザ」への導線をあれこれ考えています。難問ですが、解決できない問題はありません。 

【団塊の世代とは】第一次ベビーブームに生まれた世代。具体的には1947年から1949年の間に生まれた人々。作家の堺屋太一が昭和51年に発表した小説「団塊の世代」で知られるようになった。
(館長K)

2014年12月17日

短期ショップオープン!!

本日より短期ショップが新たにオープンします!
今回オープンするのはNPO法人アマニ・ヤ・アフリカさんです。

12 アマニ.JPG

アフリカ、ケニアのフェアトレード商品の販売を行います。
オリジナルハンドメイドの可愛いアクセサリー・雑貨が店頭を彩ります。

12 amani2.JPG


牛骨を使ったネックレスやポーチ、伝統生地のカンガを使った小物ケースなど、
ここでしか手に入らない商品がたくさん♪
今回は、オーガニックコーヒーや紅茶も併せて販売します!


12 amani3.JPG

クリスマスプレゼントにも最適です!

遠く海を渡ってきた一つ一つの商品には、ストーリーがあります。
実際に商品を手に取りながら、お話を直接聞けるのも短期ショップならではの魅力です。

是非この機会にご来店ください♪
詳細は以下をご覧ください。

★短期ショップ「アマニ・ヤ・アフリカ」★

開催期間:12月17日(水)~12月24日(水)
※12月22日(月)は休業です

オープン時間:12時~17時

内容:アフリカケニアのフェアトレード商品(アクセサリー・雑貨等)の販売

場所:みやぎNPOプラザ短期ショップスペース

NPO法人アマニ・ヤ・アフリカ ホームページはこちら↓
http://amani-ya.com/

(TAKA)

2014年12月14日

第4回NPO夜学開催!

12月13日(土)NPO夜学が開催されました。
今回のテーマは「NPOを仕事にする」です。

ゲストはNPO法人子育て応援団ひよこ理事長の齋藤勇介さん。

齋藤さん.JPG


齋藤さんは名取を拠点に、「地域で育む子育て環境の実現」を目指し、
地域とのつながりを大切にしながら、日々活動に取り組んでいらっしゃいます。
NPOを仕事として働きながら父親として子育てにも奮闘していらっしゃいます。

前半は、齋藤さんより、団体の活動のお話や
「NPOを仕事にする」にいたった
経緯について、お話をしていただきました。

齊藤さん.JPG


今回は、参加者の方から、齋藤さんに直接聞いてみたいことを
実際に齋藤さんに答えていただく「質問コーナー」を設けました。

齊藤さん4.JPG


「質問コーナー」では
「法人格(NPO法人)を取得するメリットは?」
「年収(給料)はどのくらいか?」
「NPOを仕事にするに際して家族(まわり)の反応はどうだったか?」
など、様々な質問が挙がっていました。
今回は、「NPO法人設立に関心がある」
という参加者の方の割合も多く「雇用」の観点からの
具体的な質問も挙がっていました。

後半には、
「NPOで働く、NPOを仕事にするうえで、
一番大切なものは何か?」
をテーマにグループごとに分かれて意見交換しました。

「かたちにとらわれず、何がやりたいかが一番重要」

「活動への想いと活動の計画性が重要であるが、その両立を
図るのが難しい。」

などの意見が出ていました。

非常に難しいテーマでしたが、
NPOを「雇用」「仕事」という観点から、
考える場となりました。

NPOへの関わり方は、様々ありますが、
自分に合った市民活動との関わり方を改めて考えるきっかけ、
そして、想いを伝えること、それぞれの
価値観を共有することでできていく
「つながり」を大切にできればと思います。


次回NPO夜学のテーマは
「一緒に活動する仲間を見つける」です。
仲間づくりの秘訣をゲストに伺います。
皆さんで、一緒に考え,、話し合いましょう!

第5回NPO夜学「一緒に活動する仲間を見つける」
http://www.miyagi-npo.gr.jp/plaza/jigyou/npoyagaku_20150128.html

2014年12月11日

NPO、町内会の連携プレー

 NPOと町内会などの近隣組織との関係は依然として微妙です。思い切って単純化して言ってしまえば、NPO的な枠組みが日本の社会に入ってきた当初から、町内会などの伝統的な近隣社会組織(といった言い方になります)はNPOに警戒的でした。

 NPO法が平成10年に成立して数年の間、「NPOとは何か」を説明するチャンスを何度かいただいたことがあります。当時、米国のNPO環境をモデルに日本の社会への応用を考えていたので、NPO的な価値観や枠組みを信じていました。この種の環境を日本人が使いこなせるようになれば、新しい時代がきっと来るに違いないと思っていました。そんな思いが露骨に出ていたかもしれません。地域の町内会、自治会のリーダーらの反応は一様に冷淡で、警戒心に満ちたものでした。説明すればするほど、白けた雰囲気が漂ったのを今でもはっきり覚えています。

 いろいろな縁でみやぎNPOプラザで役割を果たす立場になっても、そのことがいつも気になっています。折に触れて、NPOと町内会の距離、温度差を自分なりに測定する癖がついています。断言はできないのですが、自分の届く範囲で考える限り、地域の社会問題を解決する、重要なプレイヤーとしてNPOも町内会も、その他の団体も個人も、建設的に振る舞う必要があると思います。

 先日お会いしたNPOのリーダーとの間で、偶然、そんな話になりました。

 「この土地でもう10年もNPOやっていますが、わたしはいまだによそ者なんです。地域を少しでもよくしようと考えるなら、町内会にもかかわり、役割を引き受け、一緒に動く機会を作るつもりでないと、とても分かってはもらえません」

 このリーダーとは、20年近く前から、共に動き、組織や関係を作り上げてきました。達成感だけでなく、挫折感をも共有できる数少ない1人です。理屈先行がちな自分とは違って、ボランティアやNPOの本質を実践面でおそらく誰よりも理解している1人だと評価しています。NPO分野の実践例をいくつも作ってきた人ですが、この人の言葉から町内会などの伝統的な近隣社会組織を否定をするニュアンスを感じたことはありません。理念や歴史的背景、問題解決の手法など、いろいろな点で前提を異にするプレイヤーがどう連携していくか。地域が抱える多様で複雑な社会問題を解決するうえで、重要なポイントをあらためて教えてもらったような気がしました。

2014年12月10日

短期ショップオープン!!

みなさんこんにちは!
雪がちらつく寒い日が続いておりますが
いよいよクリスマスシーズン。
今月も、みやぎNPOプラザにて短期ショップが期間限定オープンします♪

12月1.JPG

本日よりオープンするのは、フラワーセラピーショップキャロブラン仙台さんです。
団体のマスコットフラワーであるオーストラリアンワイルドフラワーの販売
およびワイルドフラワーを使ったフラワーアレンジメント作品の販売を行います。
その他、フラワーアレンジメントの資材(かご、リース、バスケット等)もあわせて販売します。
今回のオススメは、お正月飾りのワークショップです!

1,羽子板(限定10セット)\1,000円(材料費込み)
12月2.JPG

2,福枡(限定8セット)\1,200円(材料費込み)
12月3.JPG


和と洋を融合した素敵な作品になっています。
ワイルドフラワーをアレンジしたお正月飾りを楽しめのは
世界的にも大変珍しいのではないでしょうか。
ワークショップは随時開催中です!
また、お時間のない方でも、ご自宅で作成していただけるように
作成キットも販売しております。(※作成マニュアル付き)

新しい一年の始まりに向けて、想い込め楽しく
お話をしながらお正月飾りを作成してみませんか?
年末、帰省される際のお土産としても最適です♪

皆様のご来館を心よりお待ちしております。

◆フラワーセラピー短期ショップ キャロブラン仙台◆

●開催期間:12月10日(水)~12月16日(火)
※12月14日(日)、15日(月)は休業です。

●時間:10:30~15:00

●内容:オーストラリアンワイルドフラワーおよび
ワイルドフラワーを使ったフラワーアレンジメント作品の販売。
資材販売(かご、リース、バスケット等)、
フラワーアレンジメントワークショップ随時開催
【※羽子板 \1,000円(材料費込み)、福枡 \1,200(材料費込み)】

●開催場所:みやぎNPOプラザ短期ショップスペース

●問合せ:フラワーセラピーショップキャロブラン仙台
      090-9428-4342(担当:上野)

12月4.JPG

2014年12月09日

新しいお仲間が増えました!

先日行われた、事務室とショップ・ギャラリースペースの
使用団体を決める選考審査会で、

NPO法人KIDS NOW JAPAN
NPO法人イー・エルダー東北支部

が施設を使用することが決まりました。

NPO法人KIDS NOW JAPANは、東日本大震災の
復興支援に取り組む団体で、若林区の事務所から、プラザの
事務所にお引越しです。

NPO法人イー・エルダー東北支部は、ITの活用支援を
進めている団体で、ショップ・ギャラリースペースに拠点を
構えることになりました。

このスペースで、パソコンやタブレットなどの操作方法等の
相談対応や、少人数の講座を行う予定です。

14.12.09pasocafe.jpg

両団体とも、ただいま引っ越し作業中。
改めて、月刊杜の伝言板ゆるる1月号、2月号でそれぞれの
活動の様子などをご紹介します!
お楽しみに☆


(ほ)

2014年12月07日

-新着図書のご案内-

tosyo1.JPG
図書販売コーナーに新着図書が2冊入りましたので、
ご紹介いたします。

◎花暦2015年度版カレンダー 1,000円(税込)
ビートスイッチ.JPG
(認定NPO法人ビートスイッチ さん)
12ヶ月分の月めくりA3サイズカレンダーです。
季節の花々が描かれた素敵なカレンダーです。地球にやさしく、金具を使っていません。

2014年版もとても人気で完売でした!
もうすぐ2015年、季節のお花を見て過ごす1年はいかがでしょう。

◎タブレットを使ってみよう! 500円(税込)
ict.JPG
(NPO法人ICT支援NPOネットワーク宮城 さん)
パソコンより簡単なタブレットの操作を分かり易く紹介するオリジナルテキストです。
タブレットとは?の基礎から、実際のカメラ機能やfacebookの使い方までたくさんの情報がつまっています。

先日、「ちょうどタブレットを買ったのよ!」と嬉しそうに冊子を購入された方がいらっしゃいました。お手元にあると、きっと心強い1冊です。


どちらも館内に見本冊子をご用意しておりますので、ぜひご覧ください。

◎現在販売している図書の詳細・委託販売の申込方法は、こちらをご確認ください。
http://www.miyagi-npo.gr.jp/plaza/jigyou/tosyo_itiran.htm

2014年12月05日

団体PRに動画を活用する方法

 昨日、プラザでは、マネジメント講座として「活動を伝える!NPOのための動画活用講座」を開催いたしました。
 
 ソーシャルメディアの普及により、日常的に身近なツールを使用して、気軽に『動画』を見たり、作成したりできるようになりました。この『動画』という手法を活用して、団体の活動を社会に 広くPRする方法を学ぶ講座です。

 CIMG3369.JPG

 講師は、東日本大震災以降インターネットを活用した映像による情報発信などを行っているNPO法人メディアージの漆田義孝さん。

 当日は、動画を使った情報発信のメリットや活用事例の紹介だけでなく、
作成した後、どうやって、ひとりでも多くの人に見てもらうかなど実践的なお話し
を聞くことができました。  

 2時間半という限られた時間で、模擬撮影から編集まで
ほんのサワリでしたが、みなさんにチャレンジしてもらいました。
 
 模擬撮影では、プラザの館長とサブ担当スタッフが
「みやぎNPOプラザの機能紹介」のインタビューを実演し、
みなさんに撮影してもらいました。

CIMG3375.JPG

 撮影機具も編集機具も、スマートフォンやタブレット、iMovieにMovie makerと
多様だったため、ちょっと欲張りすぎてしまったかなと企画者として反省しております。

CIMG3391.JPG

とはいえ、そんなにお金をかけなくても、いろんなツールを利用して
団体PRができることを少しでも知っていただけることができたら、
NPOの情報発信の幅が広がるということが少しでも伝わっていたら
うれしいです。

次回、同様の講座を開催する際は、もうちょっと企画を改良して、
もっと受講しやすい講座にしていきたいと思います。

(庄真)