みやぎＮＰＯプラザブログ～をむすび日記～

ＮＰＯの事業展開には、ＮＰＯ単独、指定管理や委託事業などの行政との協働事業など、様々なものがあります。その中でも近年注目を集めているのが、ＮＰＯと企業との協働です。
5月には、ＩＴを通してＮＰＯと企業との協働を考えるイベント「Microsoft NPO DAY 2007東京」も開催されました。そして、企業との協働によりＮＰＯの経営基盤強化を図るためのネットワーク「ＮＰＯアライランス」もできました。
※詳しく「Microsoft NPO DAY 2007 東京」に行ってきました！の記事をご覧ください。

今、企業はＮＰＯとの協働を積極的に考えているのです。
そのようなＮＰＯと企業との協働事業を表彰する「第5回　パートナーシップ大賞」が、現在、応募受付中です。

「第5回　パートナーシップ大賞」
　●対象事業：日本に所在するNPO(法人格の有無不問)と企業との協働事業
　●表彰：[グランプリ]NPOに記念盾と副賞30万円、企業には記念盾を贈呈
　　　　　[入賞]NPOに記念盾と副賞10万円、企業には記念盾を贈呈
　※応募条件等の詳細は、下記連絡先までお問合せください。
　●応募締切：8月15日(水)18:00必着
　●連絡先：(特活)パートナーシップ・サポートセンター(PSC)「パートナーシップ大賞募集係」
　　　　　〒464-0067　名古屋市千種区池下1-11-21　ファースト池下ビル4F
　　　　　TEL：052-762-0401　　FAX：052-762-0407
　　　　　http://www.psc.or.jp(応募用紙はこちらからダウンロードできます)

宮城県でのＮＰＯと企業の協働事業はまだまだ少ないのが現状。
この機会に、新しい事業展開を考えてみませんか？

６月２３日。梅雨入り直後の晴れのなか、ボランティアの出会いの場、第3回ボランティア情報サロンがみやぎＮＰＯプラザ交流サロンで行われました。

今回の参加団体は、国際協力活動の宮城県国際交流協会、高齢者・障害者支援活動のゆうあんどあい、環境保全活動のＡＣＴ５３仙台、ＮＰＯ支援活動の杜の伝言板ゆるるの4団体が出展しました。

今回はゆうあんどあいの山田さんから活動内容の紹介をしていただきました。その後、ゆうあんどあいのふれあいサロン榴ヶ岡で囲碁や講話のボランティアをされている長島さんにお話しをしていただきました。
長島さんの熱い想いに参加者のみなさんは圧倒された感がありましたが、その後フリータイムに入ると参加者のみなさんは長島さんの想いに感化されたのか、積極的に興味を持った団体のテーブルに出向き、真剣に話を聞いていました。

途中、韓国語を勉強されているという長島さんを国際交流協会さんがスカウトするという場面もあり、このような出会いもあるのだなと感じた第3回ボランティア情報サロンでした。

次回は７月２１日です。熱い想いに触れたい方、ボランティアってどんなものだろうと疑問に思っている方、ボランティアに出会える場、第4回ボランティア情報サロンでお待ちしております。

下記法人の設立が認証されましたのでお知らせします。
■特定非営利活動法人　いきいき福祉倶楽部
　(認証日：平成１９年６月２１日)

なお、最新の法人一覧は宮城県環境生活部ＮＰＯ活動促進室のＨＰ
からダウンロードが可能です。

６月１２日（火）、みやぎＮＰＯプラザ第二会議室にて､第３回会計税務講座が開催されました。
今回は､税理士でＮＰＯ法人の代表でもあり､またＮＰＯ会計ソフトの監修も行っている瀧谷和隆さんを講師にお招きしました。

『ＮＰＯのための会計ソフト講座』というテーマで行われた今回の講座。会計王8 NPO Limited､ Ｎ-booksというＮＰＯ用会計ソフトを中心に､それぞれの特徴や操作方法を実際に見ながら学んでいきました。会計王はパソコンにインストールするソフト、N-booksはインターネット上で使用するソフトで、どちらもNPO向けの科目が設定されており、会計処理に便利です。
税理士として実務に携わっている瀧谷さん。ＮＰＯの特徴を捉えながら､会計ソフト使用のメリット・デメリットを分かりやすく説明していただきました。「初めは欲張らず､シンプルにできることからやっていきましょう」と､自分のスキルと会計ソフトのバランスを考えることが大事だという話も。参加者からは､「実務者の立場でのお話がわかりやすかった」との声がありました。
会計ソフトを実際使用してみないと操作の理解はなかなか難しいようでしたが､ソフトの使用で会計処理の負担を軽減できるということは皆さん理解できたようでした。皆さんも自分に合ったソフトを探してみてはいかがでしょうか。

下記法人の設立が認証されましたのでお知らせします。
■特定非営利活動法人　夢くりはら２１
　(認証日：平成１９年６月７日)

なお、最新の法人一覧は宮城県環境生活部ＮＰＯ活動促進室のＨＰ
からダウンロードが可能です。

おめでとうございます！大崎市田尻の蕪栗沼と周辺水田で、「ふゆみずたんぼを利用した環境と暮らしの再生プロジェクト」に取り組んでいる、ＮＰＯ法人 田んぼが、第9回日本水大賞・環境大臣賞に輝きました。
「ふゆみずたんぼ」とは、冬の田んぼに水を張り、稲を育てる農法。冬の間に菌類やイトミミズ、水鳥などの生物の活動で、「堆肥効果」「抑草効果」の土を作り出し、無農薬・無化学肥料で稲を育てていくものです。

■連絡先
ＮＰＯ法人 田んぼ
0229-39-3212