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2008年07月31日

1団体がNPO法人に認証されました

下記法人の設立が認証されましたのでお知らせします。

 ■みやぎ事業再生・承継支援の会
   (認証日:平成20年7月31日)

 なお、最新の法人一覧は宮城県環境生活部NPO活動促進室のHPからダウンロードが可能です。

2008年07月26日

ボランティア情報サロン開催

7月26日(土)みやぎNPOプラザ交流サロンにて
「ミドル&シニアのためのNPO・ボランティア情報サロン」が開催されました。

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今回お話いただいたのは
NPO法人東北アウトドア情報センターで編集ボランティアをしている岩屋幸子さんと
NPO法人奥州街道会議 副理事長の山屋敏英さんです。

野外活動に携わっているお二人から話が聞けるということで、
参加された方々は、山や自然に興味のある人が多数いらっしゃいました。
また、タイムリーにも「団体に興味がありました!」という方も。

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サロン終了後もテーブルを囲み、ボランティア談義に花が咲いていました。

8月23日(土)は、
月に1度、壊れたおもちゃの修理をしているボランティアグループ
「おもちゃ病院チャチャチャサークル」代表の荒木泰明さんより、お話をいただきます。
物づくりのボランティア活動に興味がある方など、お気軽にご参加ください!

2008年07月25日

小学校の先生、プラザで研修

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宮城県教育委員会は、毎年夏に県内の小・中・高等学校
の先生を対象に“研修”を実施しています。
そのなかで「NPO体験研修」を選択された小学校の先生が
プラザにいらっしゃいました。

7月23日(水)~25日(金)の3日間、プラザ館長による
「NPO理解講座」をはじめ、交流サロンの書籍整理や
掲示物の作成、利用者データの集計など、いろいろな仕事を
していただきました。

夏休みが終わったら、研修のこと、NPOやボランティアが地域で
頑張っていることを、生徒の皆さんにも伝えていただきたいな、
と思います。

写真は、先生に作っていただいたポスターです。
私たちも掲示物作成の新たなテクを学ぶことができました。

その成果は、ぜひ交流サロンでご確認ください!(…大丈夫かな?)


その時、歴史は動いた・・・。

昨日、東京のNPO法人シーズ・市民活動を支える制度をつくる会主催の「みんながヒーロー プレイヤーが語るこの10年と市民社会の新たなステージ」というイベントに参加してきました。
中でも特別座談会「その時、歴史は動いた・・・。~激動の10年プラスαを振り返る」は、とても面白い話で盛り上がりました。特に3分にまとめられた法制度化への動きの紹介PowerPointは、NHKの"Project X 挑戦者たち"のオープニングテーマ曲「地上の星」をバックに、超党派で議員立法へ進んだNPOや国会議員たちの姿が映し出され、妙に感動してしまいました。

面白いことに、「関わった議員さんたちは、みんな“あのNPO法は私が作った”といっている」と思っているそう。それだけやりがいがあった?ということか。「市民活動促進法」から「特定非営利活動促進法」に変えても議会を通過させたかったことは、「とにかく市民社会発展のために法を作り、あわないことは走りながら変えていけばいい」と考え、その後の認定NPO法につなげました。
その認定NPO法も、その後何度も改正され、要件を緩めてきていますが、いまだに87法人(8/24現在)。残念なことに宮城県はゼロです。
認定NPO法人制度は、NPO法人への寄附を促すことにより、NPO法人の活動を支援するために設けられている税制上の措置です。
詳しくは、こちら(内閣府)。
このイベントの主催者シーズは、今後、NPO法人制度と認定NPO法人制度の改正に向けて動き出していくそうです。
今年12月から新たな公益法人制度が始まるなど、私たちNPOも制度の見直しに向けての活動に注視していく必要があそうです。

2008年07月19日

貸事務室の申込書、準備できました!

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いよいよ明日から、みやぎNPOプラザ貸事務室の申込受付が始まります。
申込締切は8月29日(金)。
活動拠点をお探しのNPOの皆さん、プラザの事務室を使ってみませんか?
定期的に募集するものではありませんので、“空き”がある今、ぜひご検討ください。

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使用条件や使用方法など詳細が記載されている「募集要項」、
そして「申込書」等はみやぎNPO情報ネットからダウンロードできます。
http://www.miyagi-npo.gr.jp/plaza/bosyu/bosyu.htm

また、みやぎNPOプラザ窓口でも配布中。見学もお受けしますので、
お気軽にお声がけください!!

2008年07月18日

情報担当、栗駒へ行く。

情報担当は、普段、NPOプラザ内の一室でみやぎNPO情報ネットの情報掲載などの仕事を行っているわけですが、
これまで、NPOの皆さんとのコンタクトはメールやFAXがほとんどで、生の姿を見る機会がほとんどありませんでした。

そこで、昨日、「杜の伝言板ゆるる」の取材に同行して、栗駒に行ってきました。。。

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まず、現在も避難所となっている「みちのく伝創館」へ。

TVや新聞で度々報道されている「現場」ですが、館内は静かで、ここでまだ多くの方が避難生活を送られているということが信じられませんでした。
しかしながら、館内には全国各地からの励ましのメッセージや被災者支援情報のビラが貼られ、
隣接する駐車場には多数の自衛隊車両やテント・仮設風呂があるなど、
ここが現在も避難所として使用されていることは紛れもない「事実」でした。


後で聞いた話ですが、この避難所はここ数日中に閉鎖となるそうです。
避難所閉鎖後も、道路の不通や家屋損壊のために自宅に戻れず不自由な生活を強いられる方が多いことを思い、改めてお見舞い申し上げます。

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午後は、「くりこま高原自然学校 松倉分校」で、(特活)くりこま高原・地球の暮らしと自然教育研究所、くりこま高原自然学校の佐々木代表にお会いしました。
地域の復興活動を伝える新聞報道の写真で見たそのままの姿で私達を迎えてくださった佐々木代表は、約2時間のインタビューに快く応じて下さり、栗駒の地で行っている活動に対する『想い』を語られました。

佐々木代表が特に意識していることは「自立した人間をつくる」ということです。
くりこま高原自然学校を舞台に実践している森のゆうえんちや若者自立塾などの活動はその『想い』から行っていることですし、
今回の震災復興に向けての一連の活動も、ただ自分が音頭を取ってまとめるだけではなく、地域の人々が自立して活動を起こすことを期待して行っているそうです。

この「自立した人間をつくる」という話に、同行していた「杜の伝言板ゆるる」の大久保代表曰く、

「NPOの人材育成とも共通している!」

自ら考え、動く「自立」ということは、NPOの活動をする上で必須だということでした。

被災地のNPO訪問から、NPO人に求められることを学んだ栗駒行きでした。

2008年07月17日

第2回会計講座を開催しました

7月9日、今年度2回目の会計講座を開催しました。
テーマは「これで安心!ミスや不正を防ぐお金の管理のしくみ」。講師に公認会計士・税理士の成田由加里先生をお招きし、お話をして頂きました。
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社会的なミッションを目的とするNPOであっても、不正は起こります。

今回の講座では、不正を防ぐための「体制」作りを、NPOのための具体的なツールを紹介しながら解説してくださいました。
初めの自己紹介で受けた質問を踏まえての進行だったので、初心者の参加者にも、非常に分かり易い内容になったようです。

「やらなければならない」という意識をもつことも大切な要素です。
参加者の皆さんには、お金の管理にも、それぞれの目的達成にも、強靭な意志を持ってミッション達成に全力を注いでほしいと思います。

2008年07月13日

プラザ貸事務室の使用団体を募集します!

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みやぎNPOプラザには、宮城県内で活動するNPOの
活動拠点となる貸事務室が10室あります。

この夏、この貸事務室の使用団体を募集します!

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募集するのは、事務室(大・約18㎡・月18,000円)、
(中・約9㎡・月9,000円)、(小・約4㎡・月4,000円)を使用する
各1団体。最長3年の利用が可能です。
電話用モジュラージャックやインターネット用モジュラージャック
(料金別途)も完備。
事務拠点として十分な機能を備えています。

申込締切は、8月29日(金)。
9月の選考委員による公開ヒアリングを経て使用団体を決定します。
詳しい募集内容については、来週早々にも募集要項と申込書を
プラザ窓口で配布します。

貸事務室の使用団体は定期的に募集するものではありません。
この機会にぜひご検討ください!!

2008年07月12日

展示スペースで写真展開催中!!

みやぎNPOプラザ展示スペース(1Fエントランス)にて「広瀬川の水質と景観を守る会」別府明裕さんの写真展が開催されています。
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今回の写真展のテーマは「いのち」
「自然界に存在するものには、どんなものにでも命がある。氷のように時間とともに溶けてなくなってしまうものもある。そんな、はかない命を、写真を通して感じて欲しい。そして、大切にして欲しい」と別府さん。
大自然に溢れる「いのち」を、別府さんならではの視点で丁寧に切り取った写真は、私たちに「いのち」の本質を訴えかけているかのようです。

4枚のパネルをつかい、玄関ホールを「いのち」で充たしてくれる写真展は、8月5日までです。期間中、写真の内容は定期的な入れ替えを行うので、何度来ても、毎回違ったメッセージを感じることができるはずです。
プラザにお越しの際は、ぜひ大自然と「いのち」のメッセージを感じてください。

2008年07月04日

1団体がNPO法人に認証されました

下記法人の設立が認証されましたのでお知らせします。

 ■宮城県認知症グループホーム協議会
   (認証日:平成20年7月2日)

 なお、最新の法人一覧は宮城県環境生活部NPO活動促進室のHPからダウンロードが可能です。

2008年07月02日

7月1日のくりこま

7月1日、栗原市くりこまに行ってまいりました。
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今回は6月14日の岩手・宮城内陸地震後の栗原市で活動するNPOからお話を聞き状況を知るための訪問です。

■みちのく伝創館

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地域たすけあいセンターの設置されている、栗駒のみちのく伝創館を訪問し、NPO法人くりこま高原・地球の暮らしと自然教育研究所、くりこま高原自然学校の代表、佐々木豊志さんにお会いしました。

栗原市栗駒耕英地区で活動する、NPO法人くりこま高原・地球の暮らしと自然教育研究所も、今回の地震で大きな被害を受けました。活動拠点「くりこま高原自然学校」の校舎は倒壊。自然学校への道路も寸断され、ヘリコプターを使わないと移動できない状態になっています。そんな中、佐々木さんは地域の復興のために「くりこま耕英復興プロジェクト」を打ち出し、その活動を毎日ブログで発信しています。
(詳細はコチラ:豊志のくりこま高原物語

佐々木さんは、白地に赤い文字で「がんばろう耕英!」と書かれたTシャツで登場。打ち合わせで忙しい時間の合間を縫って、お話をしてくださいました。この日は、栗原市との調整がうまくいかず、イチゴの搬出の日程が未定になってしまった日。地域の特産であるイチゴとイワナを搬出し、出荷することを地域の復興への足がかりにしたいことや、災害対策本部と地域たすけあいセンターの情報共有の重要性などを力強く話してくれました。

■くりこま高原自然学校・松倉分校

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その後、自然学校(耕英寮)の仮校舎(松倉分校)を訪ねました。そこでは、スタッフの他に5匹の犬がお出迎え。
犬たちは、震災後ヘリで一時帰宅したときに、一緒に下山できたそうです。みんな元気に吠えていましたが、山に響くその鳴き声はどこか寂しげ。この犬たちも、山に帰って元通りの生活を願っているように聞こえました。

くりこま高原・地球の暮らしと自然教育研究所では、毎年恒例のくりこま高原パイオニアキャンプを今年も開催します。地震の影響でプログラムに変更はでたものの、それでも開催する意気込みに熱い思いを感じました。

◎くりこま高原パイオニアキャンプ2008 7/30~8/12
(みやぎNPO情報ネット イベント情報

現在は、耕英地区に通じる道路の復旧作業が急ピッチで進められています。今はヘリコプターを使わないと入れない耕英地区ですが、人や車が自由に入れるようになった時にこそ、ボランティアが必要とされます。地域復興のために、ボランティアやNPOが本領発揮できるその時まで、人々が関心を持ち続けてくれるように、情報発信を続けていきたいと感じています。