その時、歴史は動いた・・・。
昨日、東京のNPO法人シーズ・市民活動を支える制度をつくる会主催の「みんながヒーロー プレイヤーが語るこの10年と市民社会の新たなステージ」というイベントに参加してきました。
中でも特別座談会「その時、歴史は動いた・・・。~激動の10年プラスαを振り返る」は、とても面白い話で盛り上がりました。特に3分にまとめられた法制度化への動きの紹介PowerPointは、NHKの"Project X 挑戦者たち"のオープニングテーマ曲「地上の星」をバックに、超党派で議員立法へ進んだNPOや国会議員たちの姿が映し出され、妙に感動してしまいました。
面白いことに、「関わった議員さんたちは、みんな“あのNPO法は私が作った”といっている」と思っているそう。それだけやりがいがあった?ということか。「市民活動促進法」から「特定非営利活動促進法」に変えても議会を通過させたかったことは、「とにかく市民社会発展のために法を作り、あわないことは走りながら変えていけばいい」と考え、その後の認定NPO法につなげました。
その認定NPO法も、その後何度も改正され、要件を緩めてきていますが、いまだに87法人(8/24現在)。残念なことに宮城県はゼロです。
認定NPO法人制度は、NPO法人への寄附を促すことにより、NPO法人の活動を支援するために設けられている税制上の措置です。
詳しくは、こちら(内閣府)。
このイベントの主催者シーズは、今後、NPO法人制度と認定NPO法人制度の改正に向けて動き出していくそうです。
今年12月から新たな公益法人制度が始まるなど、私たちNPOも制度の見直しに向けての活動に注視していく必要があそうです。