1月30日(土)今年度最後である第4回NPO夜学を開催しました。
テーマは「体験から見つけよう!あなたの市民活動」です。
NPO夜学実践編で、NPOのもとでボランティア体験をした方のうち、
4名の方に代表して体験を発表してもらいました。
NPO法人アートワークショップすんぷちょのワークショップに参加し、
ボランティア体験をしたOさん・Nさんは、
「『とにかく楽しい!』という気持ちだけが残る体験だった。
障がい者も子どもも大人も誰もどこにも不自由さを感じない、
お互いにとって楽しい、皆が笑顔になるプログラムだった。
もっと多くの人に知ってもらうよう、情報発信のお手伝いも
これからはしていきたい。」
NPO法人ハーベストで事務局運営補助のボランティア体験をしたKさんは、
「市民講師からキャリアセミナーを受けた中学生のアンケートを集計したが、
大人顔負けの意見もあった。自分は今、仕事もしながら様々な市民活動に関わっているが、
ぜひ市民講師にも参加したいと思った。」
NPO法人仙台夜まわりグループでボランティア体験をしたNさん・Oさんは、
「ホームレスというとかわいそう、というイメージだったが、団体のスタッフの方が
『人対人』として優しいだけではなく、時には厳しく接していたのが印象的だった。
一人ひとりの状況を詳しく聞いていて、あくまで援助は窓口、最終的には自立を
目指している事がわかり、愛情を感じた。」
と、それぞれに得るものがあった体験をされたようです。
発表後は、参加者からの質問も飛び交い、今回初めて夜学に参加した方や、
今回残念ながらボランティアプログラムには参加できなかった方々から、
「体験したいと思ったきっかけは何か」や「体験する事で得られる仕事への効果や影響は何か」
など、自分の生活と照らし合わせた質問が多く投げかけられました。
また、ボランティア受入れ先の3団体の方々から体験者へメッセージが寄せられ、
皆さん嬉しそうに聞いていました。
後半は、ミニミニワールドカフェ形式のワークショップで、「社会貢献」をテーマに、
グループでどうしたら次の市民活動につながるかを考えました。
その中であがったキーワードが「人の縁」「コミュニケーション」「共有」「情報の伝言板」です。
参加者同士、経験や想いを伝え合う中で、興味のある活動に実際にチャレンジしてみようと決意した
方もいらっしゃいました。
普段から気になっているNPOもあるが、直接団体に飛び込むのは少し勇気がいる。
夜学のような場があると安心して参加できる、といううれしい感想も聞かれました。
みやぎNPOプラザは、今後も市民の皆さんのボランティア・NPOへの参画の促進を
応援する活動をしていきます!