3月も半ばにさしかかろうとしています。
3月末で今年度もおしまい…というNPOでは、そろそろ総会準備の
話題が出る頃ではないでしょうか。
今日は、NPOマネジメント講座「安心して総会をむかえるために」
を開催し、“やらなければならないことだからやる”から一歩進んで、
信頼を得るNPOになるための総会開催のポイントを学びました。
講師は、NPO法人杜の伝言板ゆるる代表理事の大久保朝江さんです。
いくつかあるポイントのひとつ、総会資料づくりについて、少しだけ
内容をご紹介します。
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総会資料には、事業報告や決算、事業計画や予算などを記載します。
なかでも事業報告書は、1年間団体が取り組んできた活動の結果を
PRする大切なもの。
実施した事業名を列記するだけではなく、ひとつひとつの事業に対し、
いつどこでどのような内容で行い、誰が参加したのか、どういう効果が
得られたかなど、活動内容を知らない人が読んでも伝わるように作成
することが大切です。
総会資料は、支援してくれる会員、今後寄付やボランティアなどで
支援してくれるかもしれない市民や企業などへの最大のPR資料でも
あるからです。
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講師の「最大限市民にアピールするために厚く(熱く)書いてほしい」
という言葉が印象的でした。
終了後は、個別の問合せも多く寄せられました。
総会資料を具体的にどう作ればいいのか、何を準備すればいいのか
などの疑問には、「NPOの専門相談」でも対応いたしますので、
ぜひご活用ください。
また、3/16(金)には、プラザ主催の今年度最後の講座「NPO法人の
会計監査」を開催します。
知っているようでよくわからない、監査のしかたのポイントを学びます。
まだ若干席がありますので、ぜひお早目にお申込みください。
(ほ)