NPO支援施設の人材育成研修を行いました!
みやぎNPOプラザの運営を担う杜の伝言板ゆるるでは、プラザの指定管理事業のほかに、宮城県から「宮城県NPO支援施設フォローアップ事業」を受託しています。
県内にある市民活動支援施設を訪問してお話を伺ったり、協働で事業を実施するほか、”1泊2日の支援施設職員の人材育成研修”というものがあります。
3月2日(木)~3月3日(金)に、富谷市にある東北自治総合研修センターを会場に実施しました。
支援施設の業務は施設管理、講座やイベントなどのソフト事業の実施、NPOの情報やNPOに向けた情報の発信など多岐にわたります。
リーダーとしてチームをまとめ、地域のNPOとの連携をマネジメントする力が欠かせないことから、「強くあたたかい組織(チーム)・コミュニティのつくり方」というテーマを設定しました。
講師は、NPO法人CRファクトリーの宮本諭さんと阿部剛さんです。
強くあたたかい組織(チーム)をつくるためには大切な3つの要素があります。
①メンバーとの理念共有し貢献意欲を高めること(この団体を自分も一緒に担っていきたいと思えること)
②自己有用感を高めること(メンバー各々が必要とされているという感覚が持てること)
③居心地がよいこと(人間関係が良好であり、楽しく感じること)
その通りだ!とうなずいてみるものの、はたと自分の組織や身近なグループを見渡した時、「できていない部分もあるかも…」と思わされる部分です。
この3つの要素を高めるために、講義やワークでそれぞれの組織にいかに取り入れるかを考えました。
コロナ禍でご無沙汰だった泊つきの研修。
夜には焼き鳥飲み会や懇親会でも楽しく過ごし、しっかりと顔の見える関係も築くことができました。
NPO支援施設の皆さんは、いわば同志です。
今後も連携しながら、県域ののNPO支援を進めていきたいと思います!