栗原市市民活動支援センター利用者懇談会「市民活動困りごと解決セミナー」
みやぎNPOプラザでは、今年度から新たな取り組みとして、
県内のNPO支援施設に伺って、NPO支援の取組みのお話しを
伺ったり、協働でNPO支援力アップにつながる事業の実施
などに取り組んでいます。
11月26日(火)は、栗原市市民活動支援センターと協働で
「市民活動支援センター利用者懇談会
市民活動困りごと解決セミナー」
を開催しました。
栗原市内で活動するNPO法人や市民活動団体の皆さんと、
市民活動でぶつかりがちな悩みや、それを解決するための
ヒントを探りました。
最初は、NPO運営でいくつもの壁を乗り越えてきた、
みやぎNPOプラザ指定管理者の杜の伝言板ゆるるの大久保
代表理事からの講話です。
仲間がいない、お金がない…などのあるあるの悩みを解決
するには、目的を明確にし目標を共有することが大切です。
そして何より「楽しく活動すること」。
実際の活動では、忙しかったり大変なこともありますが、
「楽しく」活動できなければ続かず、人も呼び込めません。
また、活動を次世代に継承していかなければならない!と
思いがちですが、場合によっては活動を終了させるという
選択もありだという話もありました。
社会に必要なことであれば、自分たちではない誰かが立ち
あがって活動を始めることがあります。
そんなふうに考えてみても良いのではということでした。
ワークでは参加者の団体で抱える悩みを共有しました。
悩みはあれど、皆さん熱く活動を語っている様子がとても
印象的でした。
社会貢献のために取り組んでいる人たちが、地域にたくさん
いるんだということも、活動の励みになるようです。
今回は、栗原市市民活動支援センターと協働での実施でしたが、
他の地域でも、地域のNPOの方々と語り合う場があったら
楽しそう!と思った懇談会でした。