第２回ＮＰＯ夜学「働きながらＮＰＯ」開催！
11/4（水）第2回ＮＰＯ夜学「働きながらＮＰＯ」が開催されました。
今回のゲストは「ＮＰＯ法人パソコン要約筆記文字の都仙台」
理事で事務局長の山口泰子さんです。
第1回から引き続き参加の方が約5割、全14名の方がご参加くださいました。
山口さんが理事をつとめるＮＰＯ法人パソコン要約筆記文字の都仙台は、
会員の皆さんが本業を持ちながら、イベントや講演会などで、聴覚障害者へ
話されている内容を文字として伝える通訳の活動をしています。
【ＮＰＯ法人パソコン要約筆記文字の都仙台 HP】
http://mojimi.sakura.ne.jp
山口さんはもともとパソコンのインストラクターを20年されていた方で、
ＮＰＯの活動をきっかけに福祉に興味を持ち、現在は障害者就労継続支援施設で
職業指導員として勤務されています。
プライベートでは3児の母であり、また、バンド活動もするなど
公私ともに多岐に活動されていらっしゃいます。
まず前半は山口さんから、一日のスケジュールや、一週間のスケジュールを
表で示しながら「仕事」と「ＮＰＯ活動」「子育て」の
両立の秘訣などをお話しいただきました。
土曜日の勤務もある忙しいフルタイム就労のなか
長年続けているＮＰＯ活動の魅力として、
「自信を得て、ポジティブな人間になれた」
「たくさんの出会いがあり、魅力的な方々と知り合える」
と、これから活動したい人の背中を強く押して下さるような
言葉をいただきました。
最後に「あなたにとっての市民活動とは…」の問いに対し、
「神様から与えられた役割」という素敵な答えには、
会場から感動の声があがっていました。
後半は、参加者同士のワークショップ。
テーマは「キャリアの棚卸し～あなたのなかにある『私源』を見つけよう～」
小さい頃はどんな子どもだったか、学生時代に熱中していたこと、
仕事で培った経験、取得した資格などを振り返り、まずは自分が
取り組みたい社会貢献に役立てられる自身のスキルを振り返りました。
次に、参加者同士で経歴を発表しあいながら
お互いの『私源』を見つけ合い、共有しました。
十人十色の経験、価値観をもつ人同士がそれぞれの経歴を見つめ合うことで、
自分では気づかなかった新しい「自分」を見つけられるかもしれません。
自分ではあたりまえだと思っていたことが、他の人からみれば素晴らしい特技で、
それがＮＰＯ活動に活かせることもあるでしょう。
ＮＰＯ活動は人との関わりです。
新しい人と出会うことは、新しい自分の発見にもつながります。
次回第3回ＮＰＯ夜学「ＮＰＯのリアルを知る、体験する」は12月5日開催です。
詳細はこちらをご覧ください。
ゲストは
仮認定NPO法人ハーベスト代表理事の山﨑賢冶さん、
NPO法人仙台夜まわりグループ事務局次長の青木淳子さん、
NPO法人アートワークショップすんぷちょ代表の西海石みかささんです。
NPOの各分野で活躍しているゲストを『本』に見立てて直接疑問・質問を投げかける、
『ヒューマンライブラリ』形式のワークショップを行います。
そして、この日以降、約1ヶ月半の間に、希望者にはいずれかのゲストNPOのもとでボランティアを通じたNPO体験をしてもらいます。
対話を通じてNPO活動の深い話を聞き出し、そしてNPOと一緒にアクションしてみましょう！
みなさまのご参加を心よりお待ちしております！