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平成27年度第1回「NPO夜学2015~世のため人のため、考動する人になるための道しるべ~」開催!

10/7(水)今年度1回目のNPO夜学を開催しました。

NPO夜学は、社会人・学生を対象に、NPO・市民活動への理解促進とともに、
市民活動に直接関わっていく人材の育成および既存のNPOに自分のスキルを
提供できる人材の育成を目的として開催し、今年で3年目になりました。


第1回のテーマは第1回「NPOことはじめ、知ることから始めよう」。

「NPOって何?」「NPOとボランティアって何が違うの?」など
NPO・市民活動について基本的なことを学びました。

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今年度初回ということで果たして人が集まるのか不安もありましたが、たくさんのお申し込みをいただき、
20代から70代の幅広い年代の方々、23名にご参加いただきました。

コーディネーターはNPO法人杜の伝言板ゆるる事業部門長の庄司真希さんです。
庄司さんはNPO夜学を初開催した平成25年度から企画運営に関わっている、
いわば「夜学の生みの親」です。

庄司さんは参加者に直接話題を投げかけながら、
NPOの原点にあるのは、「それって問題じゃないの?」と社会にある課題に気づく事、
そして「○○が○○になったら、○○が幸せになるのになぁ~。」という風に考えること
(例えば、地域に流れている汚い川がきれいになったら、そこに住む住民たちが幸せになるのにな~)
が大切だとお話ししました。

「汚いから○○が掃除すればいいのに」ではなく、
「では、どうしよう」「今度みんなでゴミ拾いしようか」
「では○○さんも誘ってみよう」「毎月1回やりましょう」。
こうして市民活動が生まれること、
NPOとは市民活動をする団体だと説明すると参加者は深くうなずいていました。


また、ボランティアをするにあたっての「責任」として
活動する上で知り得た個人情報などの秘密はきちんと守りながらも、
参加したNPOのPRマン、スポークスマンになり、その団体のことを
周りの人にぜひ広めてほしい、と語りました。


後半はグループワークで「社会にどんな課題があるか考える」をテーマに
それぞれが想いを出しあい、意見交換を行いました。

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写真は各グループで出た意見をそれぞれまとめたものです。

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発表し合い、他のグループの意見も聞きました。
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「他の方と話すことで、自分では考えていなかった課題が見えた」
「初対面の人と共通の問題意識を共有できて有意義だった」
「自分の問題意識を大切にしてゆくのが大事だとわかった」
など皆さんそれぞれ得たものがあったようです。

またどうすれば解決できるかのアイデア出しでは、熱く意見を語り合っていました。

最後に、庄司さんはグループワークで出た課題とその解決法に対し「では、あなたは、なにから、はじめる?」
と参加者に投げかけ、自分なら何ができるのか、どう関わるのか、をそれぞれが考えることを
期限のない宿題とします、と締めました。

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庄司さんの見本


NPO夜学では、皆さんの想いを実現するための初めの一歩を踏み出すきっかけの場になればと考えています。

次回のNPO夜学は11/4(水)開催です。
テーマは「働きながらNPO」。
ゲストスピーカーはNPO法人パソコン要約筆記文字の都仙台 事務局長の山口泰子さんです。
学校に通いながらNPO活動をしたい!という学生さん、これから社会人になる学生さんにも
ぜひ参加して頂きたいと思います。

第1回に参加されなかった方ももちろん参加可能です。

第2回NPO夜学詳細はコチラから


皆さまのご参加をお待ちしております。