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NPOの過去と未来を見据える1日~NPOフォーラム報告③

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NPOフォーラム報告の最終回!
今回のメインイベントである『パネルトーク”みやぎのNPO~これまでの10年、これからの10年』
について、レポートいたします!

全国的なNPOセクターからのこの十年を視野にしたお話を、
認定NPO法人日本NPOセンター代表理事の山岡義典さんが、
仙台都市部を中心に宮城県域の視点で、
NPO法人せんだい・みやぎNPOセンター代表理事の大滝精一さんが、
石巻エリアの市民活動の関わりを、NPO法人いしのまきNPOセンター理事の木村正樹さんが、
NPOと行政との協働について、登米市市長の布施孝尚さんが、話されました。

コーディネーターは、みやぎNPOプラザ館長 大久保 朝江が務めさせていただきました。


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この10年で、NPOや市民活動団体によって、生み出された“新しい公共サービス”は、
着実に、市民のニーズにこたえてきています。また、今回の震災でも、
フットワークの軽いNPOの支援活動は、今後の復興活動にとって、欠かせない存在です。

その反面、まだまだ、社会的な信頼を得るにいたっていない現状があります。
また、人材育成や世代交代も大きな課題という指摘がありました。

これからの10年に関しては、NPO法の改正により目まぐるしく変化していくNPOの環境の中で、
財政面や人材育成などの組織基盤の強化と震災復興においても、大きな担い手として期待に
答えていくという重要な役割が求められていくという点がどの視点でも共通の思いでした。


(庄真)