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「withコロナ時代の市民活動支援に求められるチカラ」開催!

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みやぎNPOプラザの重要な業務のひとつに、県内のNPO支援施設や支援組織を対象とした研修の実施があります。支援力アップを目指して必要な知識やスキルを学ぶほか、研修を通して顔の見える関係をつくることがねらいです。

今年度は、12月16日にZoomで開催。講師は、NPO法人CRファクトリー理事やまつど市民活動サポートセンターセンター長を務められている、阿部剛さんです。

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「NPOや市民活動を一言で言うと、自分たちの暮らしをより良くしようという想いを大切にして、自分たちの力でそれを実現しようとする活動のこと」と阿部さん。それらに取り組む団体には、立ち上げ期から成長期、発展期、そして低迷期などのフェーズで抱える課題が異なり、それに応じた支援のアプローチが必要になります。

そのなかで有効なもののひとつが、“ゆるやかなつながり”をつくること。様々な主体が知り合うきっかけや相互理解がすすむ「場」をつくり、協働の種を見つけることに繋げます。
その例として、まつど市民活動サポートセンターで取り組まれている「まつどみらいカイギ」の事例をご紹介いただきました。

このほか、コロナ禍での活動の進め方のポイントも学びました。これからは、オンラインの良さ、そしてリアルだからこその利点を見極めてうまく使い分けることが重要とのこと。NPO支援施設では、両方をうまく併用する「ハイブリッド運営」のサポートに力を入れる必要がありそうです。

日々、悩みながらNPO支援に取り組む参加者からは、「実践者のお話で勉強になった、納得できた」といった声が多くあがりました。みやぎNPOプラザでも、学んだことを活かしていきたいと思います。