11/6(金)「認定NPO法人申請講座」を開催しました
11月6日(金)、みやぎNPOプラザで「認定NPO法人申請講座」を開催しました。
講師は、認定NPO法人地星社代表理事の布田剛さんです。
認定NPO法人とは、NPO法人の中でも「より公益性が高く、広く市民からの支持を受けている」とみなされた団体のことです。
NPO法人は所轄庁から認証を受けた団体ですが、さらに所轄庁から「組織運営が適正か」「情報公開に透明性があるか」など一定の基準を満たしていると認定されたNPO法人が認定NPO法人になります。
基準のうち、特に気をつけたいのがパブリック・サポート・テスト(PST)です。
パブリック・サポート・テスト(PST)は「その団体が市民からどのくらい支援を受けているか(団体の公益性の高さ)」を測るテストで、支援の度合いは「市民からの寄付金」で測定されます。
そのため、団体の内部管理を見直すだけでなく、団体の活動が広く市民から支持されている必要があるという点が特徴です。
認定NPO法人制度の最大のメリットは「税制優遇」があることです。
認定NPO法人制度には「個人や企業によるNPO法人への寄付を促すことで、NPO法人の活動を支援する」という目的があるため、認定NPO法人に対して寄付をした個人や企業に対して、税制優遇があります。
また「みなし寄付金制度」という、認定NPO法人自身に対する税の優遇措置があることも本制度の大きなメリットです。
質疑応答では、認定NPO法人を目指している参加者から様々な質問があり、認定申請に真剣な様子がうかがえました。
みやぎNPOプラザでは「認定NPO法人申請相談」を受け付けています。
認定NPO法人について、疑問点やお困り事などございましたら、みやぎNPOプラザまでお気軽にお問い合わせください。