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8/21(金)仕訳集中講座を開催しました

毎日、厳しい暑さが続いていますが、体調を崩されていませんか?
熱中症には十分に気をつけてお過ごしください。

プラザでは8/21(金)、セミの声が鳴り響く中「NPOのための仕訳集中講座」を開催しました。

※仕訳(しわけ)とは…
会計で、「取引=お金や物の出入り」を「勘定科目」の組み合わせと「金額」で2つに分解し、
「借方(左側)」と「貸方(右側)」に記録する方法のことです。

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「借方・貸方」と聞くだけで難しい、と不安になったり、前任者の見よう見まねで
基本を理解しないまま仕訳している、という方も多いかと思います。

そこで、NPO会計でよくある事例をもとに、練習問題を解きながら仕訳のポイントを学びました。
講師は、会計サポーターの小野恵子さんです。
「NPOあるある」の話を交えながら、わかりやすい言葉と説明でポイントを教えていただきました。
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仕訳を覚えるためには、ひたすら手を動かして体で覚えます。
「借方」「貸方」の言葉に意味はないので深く考えずに、「資産・負債・費用・収益」が
それぞれ増えた時に右・左のどちらに記入するかを覚えるのがポイントとのこと。
たくさん仕訳をこなして、慣れることが肝心だそうです。
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会費の受取や、役員からの借り入れ、固定資産の購入、所得税の源泉徴収など、
仕訳でつまずきやすいポイントもおさえました。
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決算仕訳では、精算表を用いて修正記入をすることで当期正味財産増減額がかわることを確認した他、
現金が動かないためにわかりにくい固定資産の減価償却の仕訳について
予算規模の大きな団体向け、小さな団体向けそれぞれの方法を学びました。

また、悩みの多い勘定科目の決め方も、金額が大きすぎたり、小さすぎたりした時に
新設・統合・廃止するなど見直すとよいとのアドバイスがあり、
日々の会計のお悩み解決方法も学べた充実の講座でした。

次回の会計・税務講座もぜひご活用ください!
【NPOのための税金講座(予定)】
●日時:11月27日(金) 13:30~15:30(予定)
●講師:脇坂誠也さん(税理士)
詳細は決まりましたら、みやぎNPO情報ネットでお知らせします!!