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5/28(木)「NPO・市民活動団体のための会計初級オンライン講座」を開催しました

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5/28(木)、NPOや市民活動団体の会計初任者を対象とした「会計初級オンライン講座」を開催しました。講師は会計サポーターの小野恵子さんです。
今回の講座は、新型コロナウイルスの感染予防対策のためオンライン方式で開催し、参加者は自宅や団体の事務所から受講しました。

「日々の会計」を簡単にするコツは、「仕事をルーティン化して、溜めないこと」です。たとえば「どんな作業があるのか?」「いつまでにやる仕事なのか?」など、会計業務に関する情報をすべて書き出し、整理してみます。そうすることで、日々の会計でやるべきことが明らかになり、そこから仕事をルーティン化することができます。あとはルーティン化した仕事をコツコツ処理して溜めなければ、日々の会計は簡単になります。

また、会計処理で間違いを少なくするため、「慌てず、正確第一」を守りましょう。「机の上を綺麗にする」「いつ、どのタイミングで行うかスケジューリングする」「ひとつの作業に集中する」を心がけることで、間違いを少なくすることができます。
反対に、散らかった机で複数の処理を同時に行ってしまうと、ミスが発生しやすくなります。

日々の会計は、「現金出納帳を正しくつけること」が基本です。そして現金出納帳は、取引や契約の証拠となる書類、つまり「証憑書類」をもとに記帳することが大切です。証憑書類のうち、外部の第三者が作成した書類(外部証拠書類)は信用度が高く、「領収書」はその代表的なものです。

この講座では、ワークとして練習問題も解きました。問題には、領収書の記載内容から現金出納帳をつけるなど、実際の会計処理を想定したものが出題され、それらを解く参加者の熱意がパソコンの画面から伝わってきました。なかには判断の難しい問題もあり、講師が正解を出すと納得した様子でうなずく参加者もいました。

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このたびのオンライン開催について、参加者からは「新型コロナウイルスの感染が心配される時期に、自分の選んだ場所で受講できるのが魅力的だった」「リアルの場とほぼ同じ感覚で受講できた」「会場まで足を運ばなくて済んだことがよかった」などの声がありました。

皆さま、お疲れ様でした。

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