11月22日(金) 「基本を押さえる!NPO法人設立講座」を開催しました!
「基本を押さえる！NPO法人設立講座」を11月22日(金)に開催しました。
市民活動を継続的に組織的に運営していくための方法のひとつに「NPO法人化」があります。
任意団体として活動することと、NPO法人として活動をすることには、運営の面で違いがあります。
このため、この講座では、法人格を持つことのメリット・デメリットをはじめ、
NPO法人設立方法のほか、設立後の手続きなどを学びました。
講師はみやぎNPOプラザ館長の堀川晴代が務めました。
特に今回の講座では事前に質問が多かった、
NPO法人と一般社団法人などの非営利型法人の違いについて詳しく説明がありました。
まず、NPO法人を設立するためには、社員(総会での議決権を持つ正会員)が10人以上必要であるほか、
役員も理事が3人以上、監事が1人以上必要です。
その他に、NPO法に基づき活動内容や決算に関する書類の提出、情報公開が求められます。
よく比べられる一般社団法人の設立要件は、社員は2人以上、
役員は理事が1名のみで設立が可能で、報告義務もないので、身軽な運営が可能です。
講師からは、「NPO法人の設立・運営には手間がかかることが多いですが、
その手間を惜しまずかけることが『信頼を得て活動が広がること』につながります。
それをメリットととらえるか、デメリットととらえるかは、どう活動していきたいかという考え方に
よるところが大きいです。」と、ありました。
受講者からは、「設立の細かい資料の作り方が理解できた。」
「NPO法人設立の流れを具体的にイメージすることが出来た。」
などの声がありました。
NPO法人には市民から信頼される組織作りと運営が重要です。
5年先、10年先までどのように運営していくのか。
そのためには経営力やマネジメント力、内部統制もとても大切です。
それらを含め、これからNPO法人の設立を考えている方、
または、実際にNPO法人の設立の準備をするなかで申請書類の
作成で悩んでいる方は、ぜひ、みやぎNPOプラザの
「法人設立・団体運営相談」をご利用ください。相談料は無料です。
https://www.miyagi-npo.gr.jp/jigyou/soudan_setsuritsuunnei.html