みやぎＮＰＯプラザブログ～をむすび日記～

講師は長年ＮＰＯの会計サポーターとして活躍している小野恵子さんです。

仕訳を集中して学ぶことができる講座は3年ぶりの開催です。
独学では難しいと感じる仕訳ですが、わかりやすく学ぶことができました。

仕訳に慣れるには、
ひたすら手を動かして体で覚えることがポイントです。

預金からの入出金、会費の受け取り、役員からの借り入れ、
固定資産の購入、現金の過不足など、
実際にＮＰＯ会計によくある事例をもとにした仕訳の問題にチャレンジしながら、
仕訳の基本の考え方・ルールについて学ぶことができました。

特に、講師謝金を支払った際の仕訳は、最も間違いが多い仕訳とのこと。
謝金支払時には源泉徴収分を「預り金」とし、
税務署に納付した後、逆仕訳をするなど、注意が必要です。

講座では、決算仕訳のポイントも学ぶことができました。

仕訳についてわからなくても、
現金と預金について記録ができていれば、
日常の会計はなんとかなるものです。

ですが、決算書作成の段階になると、
例えば、次年度の会費の納入があった場合の「前払金」や、
年度内に注文したものの支払いが年度をまたいで発生する「未払金」、
また、固定資産の減価償却がある場合などは、
実際に現金が動かないため、仕訳の知識が必要となってきます。

仕訳についての問題を30問解きながら、
仕訳のポイントはもちろん、日々の会計についての豆知識も盛り込まれた、
充実した3時間でした。

ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

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