「ポイントをつかむ!助成金申請講座」開催しました
6月21日(金)に、助成金申請に悩みや疑問を持つ方を対象とした
「ポイントをつかむ!助成金申請講座」が開催されました。
講師はみやぎNPOプラザの指定管理者である、
認定NPO法人杜の伝言板ゆるる代表理事の大久保朝江が務めました。
NPOにとって、助成金は活動をステップアップさせるための重要な
資金です。
その助成金を得る第一歩は、実施したい事業に助成金が必要かを
見極めることです。
助成金が必要だとなれば、事業にふさわしい助成金情報を探し、
助成金申請書類を準備し、期日までに指定された方法で応募します。
提出書類のなかでも、特に企画書には「ストーリー」が重要です。
地域が抱える課題は何か、その解消に取り組むと市民の生活は
どう良くなるのか、そのために誰がいつ、どのような手法で事業を
展開するのか、それらの活動になぜ助成金が必要なのかを
時間軸に沿ったストーリーとして伝えることで、審査する側の
納得が得やすくなります。
また、事業内容が具体的でないと、予算もはっきり打ち出せません。
審査する側が事業内容をイメージするために、例えば打合せや
事業の回数、参加人数、活動者数などの具体的な数字を積み上げて、
そのために必要な経費を積算することが、とても重要です。
加えて、事業を成功に導くには、実施スケジュールをしっかりと
練ることが大事です。
イベントを開催するならば、いつから準備するのか、打合せや
振り返りはどのようにするのか、何名のスタッフが運営にあたる
のかなど、確実に実施できる体制であることを示すことも
必要です。
なお、助成する側は、応募団体のウェブサイトなどをネットで
検索するのが一般的です。
公益的な活動をするのに、ウェブ上で団体の情報が全くヒット
しないのも問題です。
信頼を得るためにも、ホームページを開設するほか、ブログや
Facebook、Twitterなどでの情報発信も欠かせません。
最新の助成金情報は、みやぎNPO情報ネットや
みやぎNPOプラザの助成金情報コーナーで見ることができます。
是非とも、ご活用ください。