マネジメント講座「NPO法人の理事会運営のポイント」を開催しました!
12月14日(金)は、NPO法人の理事の役割や責任について理解を深めてもらうことを目的に、
マネジメント講座として「NPO法人の理事会運営のポイント」を開催しました。
講師は、認定NPO法人杜の伝言板ゆるるの代表理事で、みやぎNPOプラザ館長の大久保朝江です。
NPO法人の理事は、ミッションを達成するために、正会員から活動と事業を適正に執行していく責任と役割を委任された団体の「経営者」です。理事同士が緊密にコミュニケーションを取り、理事会がしっかり機能している団体は、活動や事業も活発です。
残念ながら、最近ではNPO法人の理事や職員による横領やパワハラ・セクハラの問題もニュースで見かけることが少なくありません。
NPO法人もリスク管理や内部統制は重要になります。理事である以上、団体で何かトラブルが発生した時に、自分は何も知らなかったでは済まされません。
講座では、理事会では事業の報告だけではなく、財源の確保や事務局の人事・労務管理も含め、理事全体で共有することが重要だと説明がありました。
きめ細やかな情報共有のためにも、理事会は定期的に開催することが望ましく、各々の理事の役割や責任も明確にすることが重要です。
さらに講座の後半では、実際に過去に発生したNPO法人の運営やお金の管理の不祥事・不正の事例から、それぞれの事例で理事会がどう機能するべきだったかについても触れられました。
参加者からは、「理事としての役割を考える良いきっかけになった」、「さっそく次の理事会で協議する内容が整理できた」、「理事会運営だけではなく、組織運営について重要なことを知ることができた」といった感想も聞かれ大変好評でした。
次回のマネジメント講座は1月31日(木)に開催する「認定取得への第一歩!認定NPO法人講座」です。
こちらもまだまだ受付中ですので、是非お申込み下さい。