「Nカフェ」静かに盛り上がりました
10月27日(土)今年度1回目の「Nカフェ~NPOで活動するヒント~」を開催しました。
Nカフェは、
「地域や社会の問題に取り組むNPOに興味がある…」
「NPOに参加してみたいけど、なかなか一歩が踏み出せない…」
そのような方に向け、NPOの実践者のお話を聞いて
ヒントにしてもらおうと開催しているものです。
プログラムのはじめは、プラザスタッフから
「NPOとは」と題し、NPOの基礎の話をしました。
次は、NPOの実践者から「活動紹介と私がNPOにはまった経緯(いきさつ)」です。
今回は、NPOには様々な関わり方があるというご紹介も兼ねて、
「NPO設立者」「NPO職員」「NPOボランティア」として活動する
3名のゲストにお話しいただきました。
はじめは「NPO設立者」の立場から、障がい者アートの支援をする
NPO法人エイブル・アート・ジャパン代表理事の柴崎由美子さんです。
進路で悩んでいた頃のお話から、その後海外で目にした光景に刺激を受けて
日本でも自分のやりたいことを実践している団体がないか探して活動を始めたこと、
活動が広がる中で新しいことを始めるために法人を立ち上げたことなどをお話いただきました。
次は、ホームレスや生活困窮者の支援をするNPO法人仙台夜まわりグループで
「NPO職員」として活動する、施設部長の新田貴之さんです。
支援する中で、夜中に起こされて病院に付き添った経験など、大変な活動の話を
マイクなしの大きな声ではつらつとお話いただき、会場からは笑い声が絶えませんでした。
「たまたま」ボランティアで関わった団体の活動の雰囲気が、自分にとても居心地が良く、
そのまま職員になったとのお話に、ますは実際に体験してみることの良さが伝わったと思います。
3人目は、仙台からアフリカの支援をするNPO法人アマニ・ヤ・アフリカの副理事長であり、
「NPOボランティア」として活動する吉村松二さんです。
知人とのお茶の席に同席した初代代表の女性にアフリカの魅力を教わり、
団体の設立からずっとボランティアで関わっています。
訪問したアフリカの子ども達が、再会した時に自分の顔を覚えていた事に魅了され、
また「生きている」ことに歓びを感じ、どんなに貧しくとも目をキラキラ輝かせながら
握手を求めてくるのが忘れられずに、代表が代替わりしても長年活動を続けているそうです。
ゲストトークの後は、ゲストを囲んでの質問タイムです。
福祉の仕事に携わっている方からは、支援の現場の様子を真剣に聞き出す
様子もありました。
どのグループもじっくり話を聞く、という雰囲気で時間も押し、
静かに盛り上がった、という印象の質問タイムでした。
終了後は自由交流タイムです。
「実際にアフリカに行ってみたくなった!」という声もあがっていました。
各団体にボランティアエントリーする姿がみられ、また早速団体のミーティングに
参加することになった!と次の行動に移す方もいました。
次回の開催内容は未定ですが、年明けに第2回目を開く予定です。
情報はみやぎNPO情報ネットをチェックしてください!!
次回もたくさんのNPOに興味のある皆さまにお会いできることを楽しみにしています。