« 月下美人咲いてます☆② | メイン | 『ゆるるinfo 9月号』発行しました! »

NPO支援のあり方を探る基礎研修、開催!

18.08.31 講義.jpg
8月の最終日、みやぎNPOプラザでNPO支援センター研修を
開催しました。

テーマは「NPO支援のあり方を探る基礎研修」。
県内のNPO支援施設や支援組織、行政の担当部署の職員の
方々15名が集まり、NPO支援について掘り下げて学び、
考えました。

研修は自己紹介と所属しているNPO支援センターの紹介で
スタート。
日々働いている私たちには当たり前のセンターですが、
一般には、意外と知られていないもの。
しかし、市民参加の裾野を広げる役割を持つ私たちに
とっては、センターを知ってもらうことも大切なことです。

「支援センターは何ができるところなのか、知らない方が
分かるように伝える」ということを意識しながらの
自己紹介でした。

講義では、NPOや市民活動の基礎から、行政との協働の
あり方までしっかりと学びました。

より良いNPO支援には、NPOを理解することと合わせて、
高い専門性を持たなければなりません。
そして、行政の下請けにならず、対等に協働を進める力も
欠かせません。

専門性は一朝一夕に高められるものではないですが、
まずは自分が得意なこと、好きなこと(例えば、会計や
事務仕事が好き、ITが得意、デザインを勉強していた…
などなど)に磨きをかけて、支援に活かしてみてはどうか、
というアドバイスがありました。

18.08.31 ワーク.jpg
続いてのグループワーク、「頼りにされる支援センター、
支援組織の条件を探る!」では、利用者の立場に立って、
あったらいいな…と思うサポートを挙げ、それを実現
させる方法を考えました。

様々なアイディアが出ました。
立派な施設や設備があっても、NPOにとって役立つ情報が
提供できなければ支援にならないし、それを実践する
力と熱意が必要なんだ!と想いを新たにできたワーク
でした。


長時間の研修でしたが、密度の濃い研修になったかな…
思います。
「他のセンターの取組みを知ることができて参考になった」
「自分のところの職員数は少ないけれど、同じ支援に取り
組む仲間がいるのは心強い」
などの感想をいただきました。


最後の締めは、今年の業務目標づくり!
しっかりとしたためたものを、それぞれのセンターに
持ち帰って、実践につなげてほしいと思います。


プラザとしても、今後も顔の見える関係をつくりながら、
NPO支援について学ぶ機会を提供していきたいと思います。

参加された皆さま、おつかれさまでした!