平成28年度NPO支援センター研修開催
情報交換も盛況に行われました
NPO支援センターの役割・業務は複雑で、特に初任者にとっては
自身が担う業務とセンターの存在意義とをうまく結びつけられないことも多いものです。
そこで、入職して日が浅いスタッフを対象に、
「NPO 支援センターとは何か」
「NPO 支援センターとそこで業務を担うスタッフに求められる役割とは」
を考える機会として8月26日(金)に『NPO支援センター研修』を開催しました。
第1部のセミナー「NPO支援センターとその役割」では、みやぎNPOプラザの大久保朝江館長より
NPOとその組織性についての基礎や、行政との協働、NPO支援センタ―の現状などについての講義があり、
支援センターとしてあるべき姿を学びました。
第2部は自己紹介と自センターの紹介をし合い、皆初めて聞く他のセンターや行政の方の話に
興味津々に聞き入り、質問も多く飛び交いました。
第3部では「NPO支援センターとそのスタッフに求められる役割とは」を洗い出すワークを行い、
他のセンターや行政の日々の悩みなども聞きつつ、それぞれが新たな気づきを得て、
支援センターとして「何ができるか」「何をしなければならないか」
そしてスタッフは「そのために何をしなければならないのか」を
改めて考えました。
そして最後に、一人一人が今後の自身の目標を宣言して終了しました。
今回は入職して年数の浅い方々同志が集まったこともあり、
皆ざっくばらんに日頃の想いを語り合い、熱心に情報交換をしていました。
そして、今後の各センターの改善点や自分自身への課題も見つけ、有意義な時間を過ごしたようです。
複雑化する地域課題の解決のためNPOへの期待が高まるなか、
NPO支援センターに求められる役割も様々です。
今後もこのような横のネットワークづくりの機会を設け、県内のNPO支援センターがますます
地域のNPOの方々のサポートを強化していける環境づくりに取り組んでいきます。