5月26日「行政職員のためのNPO理解講座」開催しました！
5月26日（木）、宮城県庁1階のみやぎ広報室にて、宮城県（みやぎNPOプラザ）主催「行政職員のためのNPO理解講座」を開催しました。
この講座はコミュニティ支援、高齢者福祉、子育てなど、業務上NPOと関わりを持っている県内の自治体職員を対象に、そもそもNPOとはどのような組織で協働するにあたってはどのようなことに気をつけていけばよいかを理解してもらうものです。
多種多様な社会課題が問題となるなか、行政と企業という既存のサービスの担い手だけではそれらの課題への対応には限界があります。公平性や収益性といった枠組みにとらわれず、柔軟かつピンポイントに課題解決に取り組めるNPOに求められる役割は年々増していると言えるでしょう。
ただし、NPOの弱点として組織基盤の脆弱さがあります。現状では、NPOのアクションを後押しする存在（地域住民、行政、企業、財団など）が欠かせず、逆に言えばNPOは行政を協働するパートナーとして期待しています。
行政とNPOが協働する目的は、行政のためでもなく、NPOのためでもなく、地域の住民のためです。行政とNPOとは互いを理解したうえで、協力する道を探っていくことが求められています。
講師であるみやぎNPOプラザの大久保朝江館長からはこのような話がされました。
この日は北は栗原から南は丸森まで、まさに県内各地から54名の自治体職員が講座に参加しました。講座の前後や休憩時間には参加者同士が積極的に交流をはかる様子も見られ、有意義な講座開催となりました。