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NPO環境は大きく変わりました

 みやぎNPOプラザのある建物は、かつて宮城県図書館でした。その1階部分を改修して使用しています。

 だから平成13年4月にNPOプラザがオープンした当時、既にNPO関係者の一部からは「あんな古くて暗い建物を使うなんて・・」と苦情が聞こえてきたものです。

 NPOプラザができるまでの経緯は、みやぎNPO情報ネットに詳しく記してあります。以下、一部、引用します。

 

「みやぎNPOプラザ」は、平成10年11月、NPO活動促進検討委員会から知事に提出された「宮城県のNPO活動促進策に関する提言」の中でその設置が提案されました」「また、同年12月県議会で議員提案により制定された「宮城県の民間非営利活動を促進するための条例」(平成11年4月1日施行)においても、その整備に関する事項を定め、必要な施策を講じることとされました」

  

その後、平成11年5月に6人の委員で構成される「NPO活動促進中核機能拠点整備検討委員会」を設置してプラザのあり方の検討を依頼。5回の検討委員会と2回の意見交換会を経て、平成11年8月に「NPO活動促進中核機能拠点(仮称「みやぎNPOプラザ」)整備に関する報告書」が提出されました。

  

県では、その報告書に基づき旧県立図書館の改修工事の設計を行い、平成12年7月に着工、平成13年3月末に改修工事が終了しました。

 というわけです。早いものでプラザがオープンして13年もたちました。個人的には「NPO活動促進中核機能拠点整備検討委員会」の6人の委員のうちの1人だったことに縁を感じています。NPOプラザの現場の仕事を引き受けているのも、そうした経緯があったればこそなのですが、NPO環境が大きく変わっているのに、「中核機能拠点」としての機能や運営の方向性などについての大局的な議論が見えないなあと感じています。
(館長K)