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NPOプラザに戻ってきました。

 みやぎNPOプラザ館長の佐藤和文です。ことし4月から役割をいただいています。

 NPO・ボランティアの世界とのかかわりは1995年(平成7年)以来です。地元新聞社の取材チームで連載キャンペーン「夕陽は沈まない-豊齢社会の構築」を担当したのがきっかけでした。そのキャンペーンの結果、「シニアのための市民ネットワーク仙台(略称シニアネット仙台)」という市民活動団体(現NPO法人)が誕生しました。シニアネット仙台の運営委員、副理事長を10年。さらに、みやぎNPOプラザの指定管理団体であるNPO法人「杜の伝言板ゆるる」の理事を3期ほど務めました。

 東日本大震災後、いったん「ゆるる」を卒業したのですが、4月になって縁が復活、若いスタッフに助けられながら、NPOプラザの現場で四苦八苦しています。もともと宮城県の民間非営利活動促進委員会の委員を務めていました。宮城県からの依頼を受けて、NPOプラザの構想をまとめた、NPO活動促進中核機能拠点整備検討委員会のメンバーでもありました。

 そんな経過もあって、プラザがオープンした2001年(平成13年)当初は、シニアネット仙台がプラザの運営を県から受託していました。だから、NPOプラザには深いかかわりがあります。

 あれから13年もたちました。東日本大震災を機にNPO・ボランティアを取り巻く環境は激変しつつあります。古くからNPOの世界をうろうろしていただけでは、何事にも対応できません。NPOプラザから見える風景をしっかり見つめながら、NPOがなぜ日本でも必要だと考えるのか、みやぎNPOプラザはどんな活動をしているのかなどについて、随時、報告していきます。(館長K)