宮城県災害ボランティアセンターにスタッフ派遣
みやぎNPOプラザの指定管理者である杜の伝言板ゆるるは、県内の被災者救援活動に当る社協や全国からのNGO/NPOが協働で運営する宮城県災害ボランティアセンターにスタッフを派遣しています。
宮城県災害ボランティアセンター(県災ボラセン)が、県庁の北側に建つ「宮城県自治会館」の2階に、3月29日から正式に設置されたのを受け、県域のNPO支援施設として県域の状況把握の意味から、週4日、スタッフ1名を派遣することに決めました。
朝8時30頃から夜のミーティングを終えるまで、およそ10時間以上にわたり、電話での情報提供に従事し、県内外からのボランティアに関する問合せから、炊き出し、支援物資の提供などに関して、答えています。
中には、上から目線のボランティア希望者からの問合せに、「これでは現地で困るだろうな・・・」などと心でつぶやきながらも、遠路遥々来ようとする気持ちには、真摯に対応しています。
プラザスタッフ地震に対する動きが、あまり取り上げていませんでしたので、ここに、これまでの活動を簡単にご報告します。
3月11日 発災時~14日 閉館
3月15日 岩沼在住のスタッフを除き、全スタッフが集合。
館内の状況を見た結果、窓ガラスの破損個所を応急処置し、
使用可能な部屋を貸して、NPOの活動を応援することが重要だと判断。
宮城県担当部署に申し入れたところ、夕方には許可が下りたことから
16日から日中のみ開館することに決定した。
3月16日~約1週間 日頃連携している団体や、みやぎNPOプラザの利用団体、
県域で開催してきたセミナーの参加団体など、
約330団体を電話、メール等で、安否の確認や地震後の活動の状況を調査しました。
当初は、その活動を、このブログで掲載していましたが、震災に関するブログが必要と判断し、「東日本大震災 みやぎのNPO活動情報」のブログを立ち上げました。
現在は、3月15日以降の県内NPOが動いた活動内容を紹介しています。
是非、さかのぼってご覧いただき、被災地でも宮城のNPOは、地域に根付いた関係の中で、ちゃんと動いたということを受け止めていただければ幸いです。