「夢くりはら21」からのお便り
「くりはら田園鉄道(くりでん)」の施設や、
映画「東京タワー」のロケ地となった「佐野社宅」など、
栗原にある資源を活用したイベントなどを運営しているNPO法人「夢くりはら21」から、
6/14岩手・宮城内陸地震後の近況や今後のイベント情報などを知らせるFAXが情報ネット宛に届きました。
担当者のご了解をいただき、一部を抜粋してご紹介します。
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●お詫び:事務所移転・役員変更の登記や宮城県への報告事務、運営スタッフの地震被災、活動地域全体の地震による混乱などにより、当法人も正常な環境下における活動ができなくなり、もともと弱小で人手不足の当法人は情報発信ができなくなり、今日までご迷惑をおかけしました。深くお詫びいたします。
●麦屋さんと岸さんが犠牲に:岩手・宮城内陸地震で栗原市は大打撃を受けましたが、心配されたくりでんの施設はほとんど被害がありませんでした。しかしながら、くりでんをこよなく愛し、くりでんの資産を保存して地域の活性化を目指す検討委員会の委員だった地域づくりプランナー麦屋弥生さんと鉄道博物館学芸員岸由一郎さんが、震災の犠牲になられたことは実に残念なことです。お二人には心からのご冥福をお祈りしたいと思います。
●中止したイベント:6月15日に計画した「くりでんウォーク2008春の陣」は、準備万端整え明日いよいよというときに岩手・宮城内陸地震に襲われ急遽中止にしました。参加を予定された皆様には大変ご迷惑をおかけしました。
●イベント:8月30日~31日の24時間テレビで、栗原市立岩ヶ崎小学校体育館を会場にして、地震被災者を激励し栗原に元気を取り戻すイベントを開催します。
また、9月14日には、NPO法人栗原活性化ネットと共催で岩手・宮城内陸地震復興支援イベント「チャリティーショウ」を栗原文化会館において12時半開場でおこないます。
同じ14日、「みんなが幸せになる祭り」が栗駒岩ヶ崎の六日町を会場にして開催されますが、当法人はこれにも協賛で参加します。
多くの方々の支援と協力を得て、栗原の震災からの復興とくりでん資産の保存活用を中心とした活動に、行政ともども地道に頑張りたいと思います。地震の後遺症が大き過ぎて難儀することは覚悟しております。
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被災→活動再開に向けての混乱の中で、
情報ネットのことを心に留めていただき、メッセージを送ってくださったことに感謝します。
栗原の復興の歩みがより着実なものとなりますように。