気仙沼で「NPO法人訪問ツアー」に参加しました。
7月10日(火)、くもり空の気仙沼市内で、気仙沼市市民活動支援センター主催の「NPO法人訪問ツアー」が開催されました。
ツアーの日程は以下のとおり・・・
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◆気仙沼・商港から出発
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◆フェリーで大島到着
NPO法人訪問1軒目「NPO法人大島大好き」亀山レストハウス
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◆大島の食堂で、
宮城県環境生活部NPO活動促進室から講師をお招きして、NPO学習会
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◆昼食会
…フェリーの出航時間の関係から、20分間の短い昼食会…。美味しいお魚を使った料理でしたが、ゆっくり食べられなかったのが心残りでした。
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◆気仙沼市内をバスで移動
NPO法人訪問2軒目「NPO法人リアスの丘グループ」
…レストラン夢見崎で、コーヒーとデザートを頂きながらお話を伺いました。レストラン内から窓の外に見える海は、まさに絶景でした。
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◆NPO法人訪問3軒目「NPO法人なごみ」
…東新城にある「グループホームぽらん気仙沼」を訪問し、実際のグループホームの様子を見学しました。この日はちょうど利用者の方の誕生日。とても温かい雰囲気で誕生会が開かれていたのが印象的でした。
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気仙沼市内のNPO法人を訪問し、各NPO法人から、活動内容や法人格を取得した事によるメリット・デメリットなどをお聞きするこのツアー。実際にNPO法人として活動をしている関係者の方々から、ナマの声をお聞きする事が出来てとても有意義なツアーでした。
参加者の方々の思いはそれぞれで、実際にNPO法人を立ち上げようと考えている方、NPOについての知識を得る事を目的として参加した方、地元の気仙沼の地で活動しているNPOを実際に見てみたいと参加した方。目的は様々でしたが、皆さんの「まちづくり」に対する熱い思いを感じる事ができました。
今回の「NPO法人訪問ツアー」は行政としては初の試みでしたが、今後、他の地域でも“行政が地元のNPOとその活動を紹介し、活動の活性化を図る”、そんな行政のNPO支援が広がっていく可能性を感じさせるツアーでした。
■今回訪問したNPO法人の団体紹介■
・NPO法人 大島大好き
大島地域を中心に、廃食油をつかったBDF事業、景観植物として菜の花の栽培、空き缶・ペットボトルの回収など環境にやさしい活動を通して、元気なまちづくりを実践している団体です。
・NPO法人 リアスの丘グループ
レストラン「夢見崎」(岩井崎プロムナードセンター内)、「夢の舎」(リアスアーク美術館内)の運営や、配食サービスを通して、地元の食材をふんだんに使ったメニューを提供しています。
地元婦人会の役員だった鈴木さんが、リアスアーク美術館内のレストラン運営団体募集をきっかけに、婦人会のメンバーでグループを立ち上げ、その後、NPO法人化をして、地元の食の素晴らしさや、情報を発信する活動を行っています。
・NPO法人 なごみ
グループホーム「ぽらん」、「ぽらん気仙沼」を運営し、認知症などの高齢者が家庭的な環境の中で自分らしく生活できる施設運営を行っています。また介護食の料理教室「おいしいぽらん」も開催しています。
統括本部長の木村さんは、気仙沼市内で宅建業も営んでおり、設計には住宅建築やバリアフリーのノウハウが生かされています。またご自身の介護の経験が介護福祉分野での活動のきっかけになっているそうです。