« 「アサヒ・アート・フェスティバル2007」アートプロジェクト募集 | メイン | 3団体がNPO法人に認証されました »

市民が自分の手でラジオ番組を制作?!

先日、メディア・リテラシー・プロジェクト主催の連続セミナー「いま、あらためてメディアの役割!を考える」の最終回がありました。
講師は、NPO京都コミュニティ放送「FM79.7京都三条ラジオカフェ」の福井文雄さん。このラジオ局は、日本で初めてNPO法人が放送免許を取得したコミュニティ放送局です。企業と提携しながら、資金・運営・番組制作・放送まで、「市民の市民による市民のための」放送局づくりに取り組んでいます。
そうはいっても、放送局にはお金がかかります。放送機材をそろえるだけでも数千万円。放送をするには運営費も必要です。そこで、NPO京都コミュニティ放送では、「番組をつくりたい市民が「番組会員」となり、希望する放送番組の時間枠に合わせた放送利用料を支払って、番組の制作・放送を行う仕組みを作りました。この会員の仕組みこそ、市民がコミュニティ放送局の財政を支えるという、「市民参加の放送局」を実現させているのです。

現在放送中の番組をご紹介すると、お坊さんによる「京都三条ボンズカフェ」、弁護士による「弁護士の実像と虚像」など。
自分で番組をつくりたい!と思った市民が、番組会員になって、つくって放送してしまう。まさに市民参加型のNPOそのものです。

■NPO京都コミュニティ放送 「FM79.7MHz京都三条ラジオカフェ 」のHP
http://www.radiocafe.jp